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10月9日の東京11Rで行われた第7回サウジアラビアロイヤルカップ(2歳オープン、GIII、芝1600メートル、馬齢、7頭立て、1着賞金=3300万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気コマンドライン(牡、美浦・国枝栄厩舎)が上々のスタートから5番手を追走。スローペースと見るや向正面で2番手まで上がり、直線を迎えると抜群の瞬発力を発揮し先頭でゴール。5年連続で優勝馬がその後JRA重賞を制している“出世レース”を制し、デビューから無傷の2連勝で重賞初制覇を果たした。タイムは1分36秒4(良)。
半馬身差の2着にはステルナティーア(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着にスタニングローズ(3番人気)が入り、サンデーレーシング所属馬が上位を独占した。
◆ルメール騎手(1着 コマンドライン)「2回目のレースなので、後ろで競馬をしたかった。ペースが落ち着いたのでポジションを上げていったけど、ゴールまで反応して伸びてくれたね」
サウジアラビアRCを勝ったコマンドラインは、父ディープインパクト、母コンドコマンド、母の父Tiz Wonderfulという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は2戦2勝。重賞は初制覇。サウジアラビアRCは管理する国枝栄調教師は初勝利、騎乗したC.ルメール騎手は18年グランアレグリアに次いで2勝目。
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