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【BLOOD】ワンダフルタウンが底力発揮

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【BLOOD】ワンダフルタウンが底力発揮

 いよいよクラシックの最終TR。ダービー馬が出てくるが、果たして菊へ向かうのか。

 そのシャフリヤールの強さは百も承知だが、あえて本命にはしない。その◎はワンダフルタウンに贈ることにした。

 ダービーは10着に敗れたが、完全な上がりの競馬になったことで、ルーラーシップ産駒のこの馬には流れが向かなかった。自身も3ハロン34秒4の脚を使ったが、上位馬は軒並み33秒台前半の脚で上がった。これでは着順を落とすのも無理はない。当欄では京都2歳Sの勝ち馬は大成しないというようなことを時折指摘してきたが、この馬はその京都2歳S以来となった休み明けの青葉賞を制したように、能力そのものは高い。母はディープインパクト×アカテナンゴ牝馬で、スピードも加味されているが、底力を感じさせる。コーナー4つの2200メートルなら出番は十分にありそうだ。

 相手にはステラヴェローチェ凱旋門賞での好走に期待がかかるクロノジェネシスと同じバゴ産駒。やはりバカッ速い馬場よりは、直線に急坂もあり、底力が問われる中京の馬場は合うだろう。◎と同じく、こちらも母父がディープ。母母父がグランドスラムと、やや軽い感もあるが、3代母の父はクリスエスでロベルトの血が入っており、母系の底力も問題ない。

 ▲にシャフリヤール。ダービーは展開もはまり見事に勝ち切ったものの、2000メートルを超える距離でドンと来いというタイプではない。全兄アルアインよりは能力が高そうではあるが、やはり9~10ハロンがベストだろう。能力そのものであっさりということは十分ありそうだが、馬券的な妙味まで考えると、ここではこの評価にしたい。

 △△(=二重△)にキングストンボーイ。ダービーに無理して向かわなかったことが、ここで吉と出るか。印上位の馬とも接戦してきた経歴があり、ここでも資格は十分。半兄エポカドーロよりも、父がドゥラメンテにかわったことでスピードのすごみとかは出そうな血統。長く持続する脚が使えるドゥラメンテにとっても、この舞台はもってこいだ。

神戸新聞杯の枠順はこちら 調教タイムも掲載

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