まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
新潟2歳Sが29日、新潟競馬場で12頭によって争われ、3番人気のセリフォスが快勝。中団からメンバー最速の上がり3ハロン32秒8の脚を使って抜け出し、デビュー連勝で世代2頭目の重賞ウイナーに輝いた。管理する中内田充正調教師はこのレース歴代単独トップの3勝目で、出走させた3頭が全てVの快挙。1番人気のアライバルは1馬身1/4差の2着、逃げた2番人気のオタルエバーが3着に粘った。
◇
荒れた内めの芝をものともせず、栗毛の若駒がグングン伸びた。越後路の2歳王者に輝いたのは極上の切れ味を発揮したセリフォス。大粒の汗を光らせながら、川田騎手は冷静な口調で快勝劇を振り返った。
「無事に結果が出て何よりです。前半にいい流れでなくても勝ち切れたのは能力の高さだと思います。このまま無事に育ってくれるといいなと思います」
相棒と馬場の状態を見極めた鞍上のジャッジが光った。スタートで出遅れたが、すぐに挽回して中団を確保。直線を向くと開催6週目で踏み荒らされたインコースへ、果敢に突っ込んでいった。
「またがったときからやたらと左に行きたがっていたので、内の馬場は良くないですけど、気持ち良く走らせてあげようと思いました。馬場に関してはこなせる自信がありましたし、問題なく走ってきてくれました」
内ラチを頼ることで真一文字に伸びたダイワメジャー産駒は、上がり3ハロン32秒8とメンバー最速の末脚を発揮。2着アライバルに1馬身1/4差をつけ、デビュー連勝を飾った。
「ジョッキーがこのレースに乗る前から馬場を見て考えてくれていました」と新潟で臨場していた片山助手は最敬礼。これで中内田厩舎は2016年ヴゼットジョリー、17年フロンティアに続き、当レースで3戦3勝。川田騎手とのコンビでは2歳重賞8戦6勝という大活躍だ。
「気性が幼いので集中できるか心配していましたが、まだ遊んでいましたね。でも、この先のことを考えれば、すでに完成しているよりも少しずつ大人になってくれればと思います」
片山助手は伸びしろの大きさを強調する。次走は未定だが、暮れには朝日杯FS(12月19日、阪神、GI、芝1600メートル)が控える。中内田厩舎&川田騎手のタッグは、17年ダノンプレミアム、20年グレナディアガーズと2戦2勝。2歳ベストマイラーの座は、はっきりと視界に入っている。(漆山貴禎)
★29日新潟11R「新潟2歳S」の着順&払戻金はこちら
■セリフォス 父ダイワメジャー、母シーフロント、母の父ルアーヴル。栗毛の牡2歳。栗東・中内田充正厩舎所属。北海道安平町・追分ファームの生産馬。馬主は(株)G1レーシング。戦績2戦2勝。獲得賞金3843万4000円。重賞は初勝利。新潟2歳Sは中内田充正調教師が2016年ヴゼットジョリー、17年フロンティアに次いで3勝目。川田将雅騎手は13年ハープスターに次いで2勝目。馬名は「エーゲ海にある島名。母名より連想」。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|