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【血統アナリシス】小倉記念2021 昨年は母の父として10番人気V、サツカーボーイ=ゴールデンサッシュ全兄妹に注意

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【血統アナリシス】小倉記念2021 昨年は母の父として10番人気V、サツカーボーイ=ゴールデンサッシュ全兄妹に注意

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は小倉記念2021・血統予想をお届けします!


昨年は内ラチ沿いから差し脚を活かした見事な立ち回りでロードカナロア産駒の10番人気アールスターが勝利。同馬が母の父に持つサツカーボーイは父デイクタス×母ダイナサツシユという血統構成で、ゴールデンサッシュの全兄、ステイゴールドの伯父にあたる間柄となる。ステイゴールドは08年ドリームジャーニー、12年エクスペディションと過去に2頭の勝ち馬を出しており、甥にあたるベルーフも15年2着、16年2着、17年4着とリピート好走していたことには気を配る必要がありそうだ。

ほか、総じて瞬発力勝負では分が悪いタイプが好走しやすく、「小倉記念といえばトニービン」と昔から格言のように言われてきたのも、小回りコースでロングスパート勝負になりやすいことに起因するだろう。同様にLyphardやNijinskyといった持続力や粘り強さを強調できる血統も評価に値する。

ヒュミドールは、父オルフェーヴル×母アヴェクトワ(母の父チチカステナンゴ)。まず、ステイゴールド直系のオルフェーヴル産駒であることを強調しやすく、2代母の父アドマイヤベガ(その母の父トニービン)も10年ニホンピロレガーロを出すなど好相性を示す。本馬は瞬発力で勝負する血統でもないだけに、積極的な立ち回りができれば変わり身も見込めるだろう。気性面に課題もあることから滞在競馬の効果にも期待したい。


アールスターは、父ロードカナロア×母ウェーブクイーン(母の父サツカーボーイ)。本馬は昨年の勝ち馬なので2連覇のかかる一戦となるが、前記のとおり母の父サツカーボーイが評価に値する血統であることに加え、父系と母系でNijinskyの血を持つこともポイントだろう。負担重量や天候など、昨年とは条件が変わる部分も少なくないが、得手不得手の出やすいレースで大金星を挙げた適性も軽んじられない。

ダブルシャープは、父ベーカバド×母メジロルーシュバー(母の父アグネスタキオン)。メジロブライトやメジロベイリーの甥にあたる血統。2代母の父マルゼンスキーがNijinskyの直仔となるが、13年メイショウナルト、15年アズマシャトルが同種牡馬の血を引く勝ち馬として名を連ねている。本馬は「2-2-0-1」と小倉競馬場を得意とするほか、6~8月は「3-4-3-0」と底を見せていない。小倉記念は重賞制覇を目論む舞台として申し分ないだろう。


【血統予想からの注目馬】
ヒュミドール ①アールスター ⑥ダブルシャープ

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