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【馬齢】
2011年以降の1~3着馬30頭の馬齢を確認すると、3歳から10歳まで実に幅広い。その一方、前走から負担重量の軽減がない6歳以上の2着連対圏入りは、前走が重賞1着、または前走が重賞で勝ち馬とのタイム差が0秒4以内の善戦馬に限定される。その点には注意したい。
(減点対象馬)
④アイスバブル ⑥タイセイトレイル ⑬ワセダインブルー ⑮バイオスパーク
【ハンデ】
2011年以降の3着以内30頭の負担重量をみると、52キロから58キロの範囲で収まっている。ただし、ハンデ55キロ以上かつ前走非重賞戦敗退馬の2着連対圏入りは、近5走内に重賞3着以内もしくはオープン特別1着の経験があった馬に限られる。頭に入れておきたいデータといえよう。
(減点対象馬)
⑥タイセイトレイル ⑫アドマイヤジャスタ ⑭マイネルファンロン
【前走大敗馬】
2011年以降、近3走内に重賞2着以内もしくは非重賞1着歴がある馬を除くと、前走でG2以下のレースに出走し、10着以下かつ1秒0以上のタイム差で敗れていた馬が2着連対圏に入ったケースはゼロ。大敗からの一変も珍しくないレースではあるが、傾向的にG2以下で苦戦続きの馬は強調できない。
(減点対象馬)
⑥タイセイトレイル ⑫アドマイヤジャスタ ⑬ワセダインブルー
【前走非重賞組】
2011年以降、前走2着以内の馬が当レースでも連対を果たしたのは前走重賞組の3頭だけ。非重賞2着以内からの臨戦馬はパフォーマンスを落とす傾向にある。しかしながら連対外であれば何でもOKというわけではなく、前走が非重賞戦、かつ8番人気以下の低評価で掲示板を逃していた馬の好走もゼロ。非重賞組を狙う場合は、前走の着順と単勝人気順に注意したいところだ。
(減点対象馬)
⑦ドゥオーモ ⑨サトノエルドール ⑩マイネルウィルトス ⑫アドマイヤジャスタ ⑭マイネルファンロン
【距離実績】
2011年以降の2着以内全馬が芝1800m、または芝2000mで勝ち星を挙げていた。芝の中距離で未勝利の馬は狙いづらい印象を持つ。
(減点対象馬)
①カフェファラオ
【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、②ハナズレジェンド、③ワールドウインズ、⑤ジェットモーション、⑧トーセンスーリヤ、⑪ディアマンミノル、⑯レッドジェニアルの6頭。トップには⑧トーセンスーリヤを挙げたい。2011年以降、前走がG2・G3で6番人気以内かつ5着以内だった馬は、【6.2.0.3】という上々の成績。本馬自身、当地の芝で3戦3連対の好結果を残していることも強調材料だ。
過去10年のステップ別で最多6連対の巴賞組に該当する、③ワールドウインズと⑤ジェットモーションも上位評価に値する存在。過去10年で3頭の勝ち馬を送り出している目黒記念組の⑪ディアマンミノル、G2勝利実績のある⑯レッドジェニアル、北海道で2勝を含む5連対の②ハナズレジェンドらも軽くは扱えないだろう。
<注目馬>
⑧トーセンスーリヤ ③ワールドウインズ ⑤ジェットモーション ⑪ディアマンミノル ⑯レッドジェニアル ②ハナズレジェンド
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