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【セレクトセール2021】種牡馬引退ラスト世代!ハーツ産駒全て2億円以上

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【セレクトセール2021】種牡馬引退ラスト世代!ハーツ産駒全て2億円以上

 連日の記録的な億超えラッシュだ。国内最大のサラブレッド市場、セレクトセールが13日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開催された。当歳馬が対象の2日目は、種牡馬を引退したハーツクライの最後の世代が3頭上場して全て2億円以上で落札。この日1億円以上で取り引きされたのは4億1000万円のセルキスの2021(牡)を筆頭に同セール当歳競り史上最多の24頭で、2日間トータルでも最多の52頭となった。 (価格は税抜き)

 注目のラストクロップが、下馬評以上の落札価格で取り引きされた。ディープインパクトキングカメハメハとともに、生産界で一時代を築いたハーツクライ。2014年の日本ダービーワンアンドオンリー、19年のJRA年度代表馬でGI4勝のリスグラシュー、その他にもジャスタウェイスワーヴリチャードシュヴァルグランといったGIウイナーを送り出してきた人気サイアーだ。ただ、20年の種付けを最後に種牡馬を引退したことが6月21日に判明。産駒ラストの当歳世代で上場された貴重な3頭を巡り、いずれも激しい競り合いが繰り広げられた。

 その中での最高値を付けたのが「ラヴズオンリーミーの2021」(牡)だ。半兄に16年のGIドバイターフ覇者リアルスティール、半姉に19年オークスと今春のGI香港クイーンエリザベスIICを制したラヴズオンリーユーがいる良血馬で、1億円スタートから500万円ずつ上昇。またたく間に2億円に達すると、そこからは1000万円ずつ上がり、2億8000万円でABCマートの創業者で最高顧問の三木正浩氏が競り落とした。生産したノーザンファームの吉田勝己代表は「本当にいい。ものすごくいいね。牝系もすごいし、世界最高の血統。ぜひ海外進出に期待したい」と話した。

 また、母が米GI勝ち馬の「シーズアタイガーの2021」(牝)を金子真人ホールディングス(株)が、米重賞3勝馬を母にもつ「ラブリーベルナデットの2021」(牡)をサイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏が、ともに2億円で落札した。終わってみれば、3頭全て2億円台。改めて父としての人気の高さを証明する結果となった。 (松永昌也)

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