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6月20日の東京11Rで行われた第26回ユニコーンステークス(3歳オープン、GIII、ダート1600メートル、別定、16頭立て、1着賞金=3500万円)は、坂井瑠星騎手騎乗の7番人気スマッシャー(牡、栗東・吉岡辰弥厩舎)が直線で豪快に末脚を伸ばして差し切りV。重賞初制覇を飾った。タイムは1分34秒4(重)。
1馬身差の2着には早めに抜け出して粘り込みをはかったサヴァ(14番人気)、さらに1馬身差遅れた3着に後方から末脚を伸ばしたケイアイロベージ(3番人気)が入った。なお、北村宏司騎手騎乗のピンクカメハメハは落馬で競走中止となった。
◆坂井瑠星騎手(1着 スマッシャー)「これまで1400メートルで勝ってきましたが、しまいの脚から1600メートルは間違いなく合うと思っていました。レース自体、スムーズに運べましたし、直線は進路ができたら届くだろうという手応えでした。未勝利を勝った時点でここで勝ち負けできると思っていましたし、今後の伸びしろも十分あります」
ユニコーンSを勝ったスマッシャーは、父マジェスティックウォリアー、母スマッシュ、母の父キングカメハメハという血統。北海道浦河町・宮内牧場の生産馬で、馬主は(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。通算成績は8戦3勝。重賞は初制覇。ユニコーンSは、管理する吉岡辰弥調教師、騎乗した坂井瑠星騎手ともに初勝利。
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