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【マーメイドS】アブレイズは中間好調をキープ
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<栗東トレセン>
アブレイズは、前走のメイSでフラワーC(GIII)以来となる1年2カ月ぶりの勝利を挙げた。中間も順調で9日に坂路で4ハロン49秒2-12秒0を計時するなど、トップハンデの56キロを克服する下地は整っている。池江調教師は「前走は完璧なレース。藤井騎手が工夫して乗ってくれているおかげで、差しの形が板についてきました。コーナー4つの開幕週2000メートルが鍵かな」とコメントした。
ソフトフルートは、前走のシドニーT(3勝クラス)を差し切った。今回は昇級戦になるが、秋華賞3着、エリザベス女王杯6着の実績から気後れはしない。「馬はいいです。中間は順調ですが、週末の雨予報が気になります。体のバランス的に走りづらくなるので」と斉藤崇調教師は週末の空模様を気にしていた。
カセドラルベルは、阪神の芝2000メートルで2勝を挙げている。西村調教師は「ハンデ(54キロ)が見込まれた感はあるが、大型馬で叩いてよくなっている」と近況を語った。2走前(14着)は深いブリンカーが効き過ぎたようで、「前走(4着)同様の浅いブリンカーで」と続けた。
3勝すべてを右回りで挙げているシャムロックヒルは、5カ月ぶりの実戦になる。佐々木調教師は「右回りのここを待っていた。精神的に落ち着いていて大人になった。体は変わってないし距離は得意中の得意。ハンデ(50キロ)も生かしたいね」と声を弾ませる。
<美浦トレセン>
シャドウディーヴァは、ヴィクトリアマイルを右前骨瘤で断念したが、中間に滋賀県・ノーザンファームしがらきで立て直された。田中助手は「脚元は大丈夫。体も変わらず元気があるし、走れる状態にあります」と状態面に不安がないことを強調した。
福島牝馬S3着で復調の兆しをみせたサンクテュエールがシンザン記念以来の重賞Vを狙う。津曲助手は「前走は新潟で向こう正面からいい位置で運べたからね。コーナー4つがどうかだけど、距離延長は問題ないし、追走に手間取らなければ」と楽しみな様子だった。
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