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今週のGIは日本ダービー。「俺のチェックポイント」初日は、大阪サンスポの片山和広記者が栗東でワンダフルタウンを取材した。前走で今回と同舞台の青葉賞を制し、距離適性は証明済み。「青葉賞組はダービーを勝てない」というジンクス、中3週という臨戦過程のなか、5カ月ぶりを叩いての気配を探った。
オークスは無敗2冠を狙ったソダシが直線で伸びを欠き、菊花賞馬ゴールドシップを父に持つユーバーレーベンが阪神JF3着の借りを返す形で優勝した。日本ダービーも、皐月賞からの400メートル延長は大きな要素。距離適性などから、エフフォーリアの無敗2冠を阻止する存在はいないか。
そこで目がいくのが、同じ東京芝2400メートルの青葉賞を勝ったワンダフルタウンだ。京都2歳Sを勝ったあと、蹄(ひづめ)の不安で5カ月間休養しており、エフフォーリアと未対戦なのも魅力。全休日の高橋忠厩舎で、西加助手に聞いた。
「(前走の2分25秒2の)時計はそんなに速くなかったけど、強いレースでした。(末脚が)切れなかったのは休み明けのぶんでしょうし、かわされなかったのはエライ」。上がり最速で差し切った京都2歳Sから一転、最内を突いて伸びてきたキングストンボーイに並ばれながら、1ハロン以上も踏ん張ってしぶとく差し返した。ステイヤーを思わせるスタミナ、勝負根性を感じる内容だ。
青葉賞が重賞に昇格した1994年以降、同レースから転戦して日本ダービーを勝った馬はいない。中3週、しかも関西馬は東京への再輸送があり、調整が難しいことが理由のひとつだろう。その点、ワンダフルは19日の1週前追いで栗東坂路4ハロン53秒4-12秒4を馬なりでマーク。「前走後はさすがに背中や体が硬かったけど、インディバ(高周波温熱機器)を使って体をほぐし、うまく上がってきています」と5カ月ぶりを叩いての上昇気配を証言。体調に心配はいらないだろう。
祖母の父が2400~2500メートルでGIを7勝したドイツの名馬アカテナンゴ、3代母の父が仏ダービー馬ベーリングと母系に長距離GI馬が並ぶ。引っ掛かることなくいい位置を取れるのは長距離適性の証しで、直線でしぶとさを発揮すれば戴冠も夢ではない。
「勝っていないけど、(上位で)走っていないわけではありません。気になりませんよ」と西加助手。確かに青葉賞勝ち馬は過去6頭が本番で2着に好走している。青葉賞組は勝てない-。1週間後、その言葉は過去のものになっているかもしれない。 (片山和広)
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