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【平安S】オーヴェルニュが好位からあっさり抜け出し6馬身差V!
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5月22日の中京11Rで行われた第28回平安ステークス(GIII、4歳以上オープン、ダート1900メートル、16頭立て、1着賞金=3600万円)は、福永祐一騎手騎乗の2番人気オーヴェルニュ(牡5歳、栗東・西村真幸厩舎)が好位のインでしっかりと折り合い直線へ。逃げたアメリカンシードをあっさりとらえて先頭に踊り出ると、後は後続をグングンと引き離して独走。上半期のダート頂上決戦・帝王賞(6月30日、大井、交流GI、ダ2000メートル)へ向けての重要な一戦を制し、前走フェブラリーS13着からの巻き返しに成功。重賞2勝目を挙げた。タイムは1分54秒7のコースレコード(重)。
6馬身差の2着にはアメリカンシード(1番人気)、さらに1馬身半差遅れた3着に紅一点のマルシュロレーヌ(3番人気)が入った。
◆福永祐一騎手(1着 オーヴェルニュ)「強かったですね。1週前追い切りでいい動きをしていて、前回大幅に減っていた馬体もしっかり回復していた。いい状態のときに乗せてもらった。調教師と事前に話していたイメージ通りの競馬。思っていたより速い流れになったけど、いいリズムで走れていた。これからさらに強い相手と戦っていくにあたって、きょうのようなレースで勝てたのは非常に大きいと思います」
平安Sを勝ったオーヴェルニュは、父スマートファルコン、母ギュイエンヌ、母の父タニノギムレットという血統。北海道新ひだか町・明治牧場の生産馬で、馬主は杉山忠国氏。通算成績は21戦8勝。重賞は今年の東海S(GII)に次いで2勝目。平安Sは管理する西村真幸調教師は初勝利、騎乗した福永祐一騎手は05年ヒシアトラスに次いで2勝目。
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