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【血統アナリシス】平安ステークス2021 ハーツクライ系を筆頭に、種牡馬や母の芝実績を強調しやすい


ウマニティ


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【血統アナリシス】平安ステークス2021 ハーツクライ系を筆頭に、種牡馬や母の芝実績を強調しやすい

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は平安ステークス2021・血統予想をお届けします!


今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、平安Sは中京ダート1900mに舞台を移して行われる。なお、当該コースでは20年シリウスSや21年アルデバランSも代替開催されていたので、それらの結果も参考にしてみたい。

今回出走するメンバーの種牡馬としてはハーツクライが最多勝利数を記録しており、前記21年アルデバランSも同産駒のロードレガリスが勝利していた。また、ジャスタウェイウインバリアシオンといったハーツクライ直仔の種牡馬も好走率が高く、総じてハーツクライ系を評価しやすい傾向が見受けられる。ほか、20年シリウスSを勝ったカフェファラオは母や兄姉がアメリカの芝重賞で実績を残していた。ハーツクライ然り、生粋のダート血統よりは芝もこなせそうなタイプが狙い目と言えるだろう。

マスターフェンサーは、父ジャスタウェイ×母セクシーザムライ(母の父Deputy Minister)。3歳時にアメリカのクラシック競走に挑戦し、帰国後は自己条件からコツコツと勝ち星を積み上げ、4歳夏から冬にかけてマーキュリーカップ白山大賞典名古屋グランプリと地方ダートグレード競走を3連勝。晩成型の父を彷彿とさせる成長曲線を描いており、出走を予定しているハーツクライ系種牡馬の産駒のなかでも最有力と言える存在だろう。


アメリカンシードは、父Tapit×母Sweet Talker(母の父Stormin Fever)。母Sweet Talkerは05年クイーンエリザベス2世チャレンジカップS-米G1[芝9.0f]などアメリカの芝重賞を2勝。父Tapitは海外での種牡馬成績を鑑みても芝・ダート兼用と言えるため、母系の実績を含めた配合コンセプトは20年シリウスSを勝ったカフェファラオと似たイメージになる。本馬自身も芝の新馬でデビュー勝ちを果たし、20年若葉Sで3着になるなど、芝の一線級として活躍してきた実績を強調できそうだ。

ヴェルテックスは、父ジャスタウェイ×母シーイズトウショウ(母の父サクラバクシンオー)。本馬も好相性を示すジャスタウェイ産駒のうちの1頭で、やはり4歳になって充実期を迎えたような戦歴に目が留まる。母シーイズトウショウは芝1200mの重賞を5勝、近親にウオッカがいる血統背景を踏まえても、重賞で頭打ちとなるタイプではないだろう。中央再転入後は管理する厩舎も変わっており、前走手綱を取った鞍上の感触から重賞戦線でも楽しみは大きい。


【血統予想からの注目馬】
マスターフェンサー ⑯アメリカンシード ①ヴェルテックス

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