最新競馬ニュース

【血統アナリシス】京王杯スプリングカップ2021 Mr. Prospectorの直系が4連覇中、馬場の高速化に伴いスプリンターが躍進


ウマニティ


 2,207  2  0

【血統アナリシス】京王杯スプリングカップ2021 Mr. Prospectorの直系が4連覇中、馬場の高速化に伴いスプリンターが躍進

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は京王杯スプリングカップ2021・血統予想をお届けします!


昨年は雨が降るなか稍重として施行されたが、勝ちタイムは1分19秒8と速い時計を記録していた。勝利したのはロードカナロア産駒の2番人気ダノンスマッシュで、同馬は当時芝1200mの重賞を4勝しており、のちに香港スプリント高松宮記念とスプリントG1を2勝することになる。

直近4年はMr. Prospectorの流れを汲む種牡馬の産駒が勝ち馬となっており、2018・2019年と2年連続で東京芝1400mのコースレコードを更新していることを踏まえても高速馬場に対応できるスピードが求められている印象だ。また、勝ち馬4頭のうち3頭がスプリントG1を制していることも念頭に置きたい。

グルーヴィットは、父ロードカナロア×母スペシャルグルーヴ(母の父スペシャルウィーク)。本馬は昨年の3着馬となるが、4代母ダイナカールの分枝からは2005年2着、2006年1着、2007年3着と京王杯スプリングカップをリピート好走したオレハマッテルゼが出ている。父ロードカナロアは2連覇のかかる一戦となるが、産駒初出走となった昨年に1~3着を独占していた結果を鑑みても、やはりぞんざいには扱えない種牡馬と言えるだろう。


カイザーミノルは、父ロードカナロア×母ストライクルート(母の父Smart Strike)。半妹に20年フィリーズレビューを制したエーポスがいる血統。3走前にブリンカーを付けて内容が良化したこともあるが、ロードカナロア産駒は5歳になると先行馬としてしぶとさを増す傾向も見受けられる。また、どちらかといえばキングカメハメハを意識できる血統構成でもあり、1200mよりは1400~1600mあたりが適性距離となりそうなので、少し馬場が渋ったほうが狙いやすいかもしれない。

セイウンコウセイは、父アドマイヤムーン×母オブザーヴァント(母の父Capote)。2018年の勝ち馬ムーンクエイクと同じアドマイヤムーン産駒で、本馬は2017年高松宮記念を制した実績を持つ。京王杯スプリングカップは2018年12着、2020年5着と着順にこそ差異はあるものの、走破時計は1分20秒0、1分20秒1と安定している。8歳という高齢だけに高速決着では分が悪いかもしれないが、近走のレースぶりからも馬場状態や出走するメンバー次第ではまだまだ上位争いできそうだ。

【血統予想からの注目馬】
グルーヴィット ⑤カイザーミノル ⑦セイウンコウセイ

 ナイス!(2

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月14日()
皐月賞 G1
アンタレスS G3
4月13日()
中山GJ G1
アーリントン G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る