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5月9日の東京11Rで行われた第26回NHKマイルカップ(3歳オープン、牡・牝、GI、芝1600メートル、定量、18頭立て、1着賞金=1億500万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗で2番人気に支持されたシュネルマイスター(牡、美浦・手塚貴久厩舎)が勝利。中団から豪快な差し切りを決め、外国産馬としては20年ぶりの3歳マイル王に輝くとともに、ドイツ産日本調教馬としては初のJRA・GI勝利を果たした。タイムは1分31秒6(良)。
ハナ差の2着には先に抜け出して粘り込んだソングライン(7番人気)、さらに2馬身1/2差の3着にはグレナディアガーズ(1番人気)が入線した。なお、3番人気のバスラットレオンはスタート直後に落馬、競走中止となっている。
◆クリストフ・ルメール騎手(1着 シュネルマイスター)「すごくうれしいです。いいスタートは切ったけど、きょうはペースが速くてシュネルマイスターにとっては忙しかった。それでも段々と流れに乗れて、手応えも良かったです。エンジンがかかるのに時間はかかったけど、前に目標がいてちょうど良かった。届いて良かったです」
NHKマイルCを勝ったシュネルマイスターは、父Kingman、母Serienholde、母の父Soldier Hollowという血統。独・Northern Farmの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は4戦3勝。重賞は初勝利。NHKマイルCは、手塚貴久調教師、クリストフ・ルメール騎手は2016年メジャーエンブレムに次いで2勝目。
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