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5月2日の阪神11Rで行われた第163回天皇賞・春(4歳以上オープン、定量、GI、芝3200メートル(外→内)、17頭立て、1着賞金=1億5000万円)は、福永祐一騎手騎乗の3番人気ワールドプレミア(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が中団追走から直線鋭く伸びて勝利。2019年菊花賞以来のGI2勝目を挙げた。タイムは3分14秒7(良)のレコード。
前哨戦の阪神大賞典を圧勝、1番人気に支持されたディープボンドは、好スタートを決めると道中は好位3、4番手を追走。ペースが上がったあたりから鞍上の手が激しく動き始め、ムチが入る中、脚色は鈍ることなく最後までワールドプレミアに食い下がって3/4馬身差の2着。騎乗した和田竜二騎手は、2001年のテイエムオペラオー以来20年ぶりの同レース制覇とはいかなかった。
◆和田竜二騎手「最後は差し返しているし、良馬場でも差のない競馬をしてくれています」
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