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5月1日の東京11Rで行われた第28回青葉賞(GII、3歳オープン、馬齢、芝2400メートル、18頭立て、1着賞金=5400万円)は、和田竜二騎手騎乗の3番人気ワンダフルタウン(牡、栗東・高橋義忠厩舎)が勝利。前5頭を前に見る絶好位でリズム良く追走。直線で外に持ち出すと鞍上のGOサインに応えて、内から抜け出した1番人気キングストンボーイとの接戦をハナ差制してゴール。2着のキングストンボーイとともに、日本ダービー(30日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権を獲得。出走メンバー唯一の重賞勝ち馬が意地を見せた。タイムは2分25秒2(良)。
3着にはレッドヴェロシティ(6番人気)が入った。
◆和田竜二騎手(1着 ワンダフルタウン)「何とかしのいでくれと思っていました。最後まで分からなかったですから。枠が良かったので、いいところに付けたいと。抜けてからもしのいでくれて、強い競馬だったと思います。休み明けは手応えほど伸びないのがこの馬のパターンでしたが、その中でもしのいでくれましたし、成長を感じる内容だったと思います。ダービーに出られないかもという(獲得)賞金だったので、勝って本番を迎えられるのが何より。状態的にはまだまだと思っていたので、次はもっと良くなると思います。クラシックはこの馬でと思っていました。皐月賞で強い馬たちが出ていましたから、挑戦状を叩きつけたい」
青葉賞を勝ったワンダフルタウンは、父ルーラーシップ、母シーオブラブ、母の父ディープインパクトという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は三田昌宏氏。通算成績は5戦3勝。重賞は20年京都2歳S(GIII)に次いで2勝目。青葉賞は管理する高橋義忠調教師、騎乗した和田竜二騎手ともに初勝利。
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