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【フローラS】決めた!クールキャット重賞初V
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サンスポ賞フローラSが25日、東京競馬場で17頭によって争われ、ルメール騎乗で5番人気のクールキャットがゴール前で抜け出して重賞初勝利を飾った。1馬身差の2着に14番人気スライリーが入り、この2頭がオークス(5月23日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権を獲得。2番人気ユーバーレーベンは3戦連続の3着、1番人気のオヌールは8着に終わった。
オークスに出るためにはクールでなんかいられない。緊急事態宣言の発令で、この日から再び無観客となった東京競馬場。直線、外から一気に抜け出したクールキャットが、1馬身差の快勝劇でクラシックへの扉をこじ開けた。
「超ひさしぶりです」
意外にもフェブラリーSをカフェファラオで勝って以来、約2カ月ぶりの重賞Vに、ルメール騎手は笑顔を見せた。
スタートしてすぐにコーナーがある東京芝2000メートルでは、外枠不利が定説だ。が、(15)番枠からスッと好位の外めにつけると、直線までは折り合いに専念してジッと我慢させる。直線で馬群の外に進路を取ると脚を伸ばし、内で粘るスライリーをゴール前かわした。
「きょうは前の方で乗りたかったので、スタートで少し出していきました。大跳びであまり切れないけど、いい脚を長く使えるから、直線は外に出してだんだん加速してくれましたね」
まさに鞍上が思い描いたとおりのレースぶりだった。デビュー戦(東京芝1400メートル1着)以来2度目のコンビで「経験を積んでパワーアップ。体の大きい馬ですけど、筋肉が大きくなっていました」とレース史上最高馬体重Vとなった506キロの好馬体から成長を実感していた。
2017年フェアリーS(ライジングリーズン)以来の重賞2勝目となった奥村武調教師は「期待していた馬だし、なかなか結果が出なかったからホッとした」と胸をなでおろした。
「跳びが大きくてきれいだから、ゴチャゴチャしない外枠の方がいいかな、と思っていました。うまくスタートを出てくれたし、今回はコースも距離も向いていました。窮屈な中山では競馬が難しかったですから」
デビュー当時から重賞で通用すると信じていたトレーナーにとっては今回、馬の成長に加え、広い東京でこそ真価を発揮できるという思いが強かった。それだけに、この勝利はまた感慨深いものとなったに違いない。
ただ、殊勲のルメール騎手は、オークスでアカイトリノムスメとコンビを組むことが決まっている。「これからジョッキーは探さなくちゃいけませんね」と奥村武調教師は苦笑いを浮かべつつ、「切れる脚はないぶん、スタミナはあるから」と期待を膨らませる。
無敗の女王ソダシには東京マイルのアルテミスSで完敗(5着)しているが、次の舞台は2400メートル。距離を味方にしたクールキャットが、大逆転劇を演じるかもしれない。 (柴田章利)
■クールキャット 父スクリーンヒーロー、母メジロトンキニーズ、母の父ダンスインザダーク。青鹿毛の牝3歳。美浦・奥村武厩舎所属。北海道洞爺湖町・レイクヴィラファームの生産馬。馬主は(有)シルクレーシング。戦績5戦2勝。獲得賞金6659万円。重賞は初勝利。サンスポ賞フローラSは奥村武調教師が初勝利、クリストフ・ルメール騎手は2016年チェッキーノに次いで2勝目。馬名は「素敵な人。母名より連想」。
★25日東京11R「サンスポ賞フローラS」の着順&払戻金はこちら
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