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【重賞データ分析】マイラーズカップ2021 減点なし3頭の中からケイデンスコールをトップに


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【重賞データ分析】マイラーズカップ2021 減点なし3頭の中からケイデンスコールをトップに

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はマイラーズC・データ分析をお届けします!


【所属】
2011年以降(2011年は阪神、2012~2020年は京都で施行)の2着以内馬の所属をみると、栗東所属馬が9勝を含む19連対と圧倒。対照的に美浦所属馬の連対は2017年1着のイスラボニータのみ。同馬は皐月賞で優勝経験のあるG1ホースだった。G1勝利経験のない関東馬は疑ってかかるべきだろう。

【性別】
2011年以降の性別成績は、牡【10.10.10.109】、牝【0.0.0.6】、せん【0.0.0.4】。出走頭数の違いがあるとはいえ、傾向的に牝馬とせん馬は狙いづらい感を受ける。

【前走使用距離】
2011年以降の3着以内馬の前走使用距離を確認すると、芝1400m、芝1600m、芝1800m、芝2000mの4パターン。これ以外のステップで臨んだ馬は、いずれも複勝圏に達していない。


【距離実績】
2011年以降の1~3着全馬に、芝1600mまたは芝1800mでの1着経験があった。1600m未満や1800m超、ダートに勝ち鞍が偏っている馬は、評価を下げたほうがよさそうだ。

【近走人気】
2011年以降の2着以内馬の近走人気を検証すると、近2走ともに6番人気以下だった馬が2着連対圏に入ったケースはゼロ。安田記念の前哨戦に位置づけされるハイレベル戦だけに、低評価続きの馬は強調できない。


【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、⑤ケイデンスコール、⑩エアロロノア、⑫ラセットの3頭。トップには⑤ケイデンスコールを挙げたい。2011年以降、前走2着馬は【2.4.3.8】という上々の成績。直近2年連続で勝利を収めている、1800m以上重賞からの距離短縮臨戦馬に該当することも好印象だ。

同じく前走2着馬に当てはまる、⑫ラセットを2番手に。残りの1頭、⑩エアロロノアも侮れない存在だ。近年の当レースにおいて前走条件クラス出走馬の成績が芳しくない点はネックも、ハナ、ハナ、クビの僅差で3連勝中。その勝負強さを思えば、安直に評価を落とすことはできない。

<注目馬>
ケイデンスコール ラセット エアロロノア

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