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牡馬クラシック第1弾「第81回皐月賞」は戦国ムード。共同通信杯2着、スプリングS勝ちのヴィクティファルスも主力の一角として参戦する。兄・池添謙一騎手(41)が1歳下の弟・学調教師とのタッグで勝てば、史上初の兄弟でのクラシック制覇。気合十分のジョッキーの胸の内に迫った。
--スプリングSで重賞初制覇
池添謙一騎手「返し馬で元気が良かったので、折り合いに気をつけないとと思っていたが、馬の後ろで我慢ができていいリズムで走れていた。2着馬が動いたときに動かず、仕掛けを遅らせて直線で外に出したらいい脚を使ってくれた。いい内容でTRを通過することができた」
--この中間の調整は
「前走と同じ過程で、1週前はしっかり動かして負荷をかけた。体もすっきりしていた。今週は馬場が重かったので、時計は気にしていなかった。ただ最後のラップはラスト1Fのほうが2F目よりかかったので、逆だったら理想的だったんだけどね。それでも自分からハミを取っていたし、気合、息づかいとも良好。前走より状態面は上がっていると思う」
--新馬を勝ったばかりで共同通信杯2着。そしてスプリングS勝ちと、3戦すべてが好内容
「いいポテンシャルがあるので、良くなってほしいというより良くなってもらわないと困ると思っている。まだこれから成長する部分はあるが、短期間で体も締まってきたし、追い切りでも落ち着いている。いい雰囲気が出てきたね」
--中山2000メートルは
「中山自体は経験済みだし、距離は延びても大丈夫だと思っているので、2000メートルに不安はない」
--弟の学師との兄弟タッグでクラシック制覇なら史上初
「たくさんある、かなえたい夢のひとつで、一緒にGIを獲りたいと言ってきた。それに挑めるのはありがたいし、楽しみ。いい形で向かい、しっかり結果を残したい」(夕刊フジ)
★皐月賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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