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【血統アナリシス】ニュージーランドトロフィー2021 種牡馬傾向はさまざまだが、父または母の1200m重賞実績に注目

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【血統アナリシス】ニュージーランドトロフィー2021 種牡馬傾向はさまざまだが、父または母の1200m重賞実績に注目

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はニュージーランドトロフィー2021・血統予想をお届けします!


中山芝1600mで施行されるようになった2000年以降で見ても、まだ2勝以上した種牡馬のいない難解な一戦だが、20年ルフトシュトローム(父キンシャサノキセキ)、19年ワイドファラオ(父ヘニーヒューズ)、18年カツジ(母メリッサ)、17年ジョーストリクトリ(父ジョーカプチーノ)、と直近4年の勝ち馬は「父または母が1200mの重賞勝ち馬」という点で共通する。

ほか、12番人気で勝利した17年ジョーストリクトリ(母の父キングヘイロー)を筆頭に、中山で開催された過去10回では母の父Lyphard系が「2-1-2-0」と底を見せていない(今年は該当馬の特別登録なし)。


シュバルツカイザーは、父Dark Angel×母Fashionable(母の父Nashwan)。半姉に14年マルセルブサック賞-仏G1[芝1600m]3着、15年アイリッシュオークス-愛G1[芝12.0f]2着のJack Naylorがいる血統。父Dark Angelは欧州のスプリント路線で活躍馬を多く出すRoyal Applauseの直系となり、自身も07年ミドルパークS-英G1[6.0f]を制した実績を持つ。本馬は短距離指向の強い近年のトレンドに当て嵌まる種牡馬の産駒と言えそうで、中山芝1600mで2連勝している実績も評価しやすい。


タイムトゥヘヴンは、父ロードカナロア×母キストゥヘヴン(母の父アドマイヤベガ)。母キストゥヘヴンは06年桜花賞を制するほか、中山で施行された重賞を3勝したが、近親も急坂コースや小回りコースを得意とするタイプが多い。父ロードカナロアは日本を代表するスプリンターなので血統傾向にも合致しており、まだ産駒は3着以内に好走例こそないものの、18年ゴールドギアが上がり3F最速となる末脚を駆使して12番人気ながら4着(3着とはハナ差)と健闘していた。

ブルーシンフォニーは、父スクリーンヒーロー×母ブルーストーン(母の父コマンズ)。母ブルーストーンは重賞勝ち馬でこそないものの、芝・ダート問わずに1200mで4勝を挙げており、15年シルクロードSでは16番人気6着(勝ち馬とは0秒3差)と善戦した実績も持つ。昨年はRobertoの直系が2・3着となっており、3着ウイングレイテストは本馬と同じスクリーンヒーロー産駒だった。また、Amerifloraとデインヒルの相似配合となる血統構成からも、小回り急坂の中山競馬場は歓迎だろう。


【血統予想からの注目馬】
シュバルツカイザー タイムトゥヘヴン ブルーシンフォニー


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