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【阪神大賞典】ディープボンド突き放した!5馬身差圧勝

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【阪神大賞典】ディープボンド突き放した!5馬身差圧勝

 阪神大賞典が21日、阪神競馬場で13頭によって争われ、3番人気のディープボンドが好位から抜け出し重賞2勝目をマーク。天皇賞・春(5月2日、阪神、GI、芝3200メートル)の優先出走権を獲得した。和田竜騎手はシゲルピンクルビーで制したフィリーズレビューに続き、2週連続の重賞V。2着は2番人気のユーキャンスマイルで、圧倒的1番人気のアリストテレスは7着に敗れた。

 ◇

 ぶ厚い雲を吹き飛ばすような5馬身差の圧勝劇。断然人気のアリストテレスが伸びあぐね、スタンドからどよめきが起こる中、豪快に突き抜けたのは3番人気のディープボンドだ。昨年5月の京都新聞杯以来となる重賞2勝目。主戦の和田竜騎手=円内=が白い歯をこぼす。

 「手応えも良く、道中も息を入れることができて、強い競馬でした。体調も良かったですし、あの馬の競馬をすれば絶対に走ると思っていました」

 抜群のスタートからスッと控えて好位を追走。道中も終始、リラックスした走りをみせた。重馬場も苦にせず、鋭く伸びて最後は独走状態に。明け4歳初戦となった前走の中山金杯は直線でまともに追えず14着に惨敗。「僕のふがいない騎乗で馬に迷惑をかけました」と責任を感じていた鞍上も、見事にリベンジを果たした。

 この日の馬体重は、デビュー以降で最高の502キロ。前走から10キロ増と、着実にパワーアップを遂げている。「馬体重もどんどん増えて強い調教にも耐えられるようになっています」とジョッキーが成長ぶりを話せば、谷口助手も「トモ(後肢)がどっしりして、しっかりと地面を蹴られるようになりました」と目を細めた。

 今後は放牧を挟んで、優先出走権を獲得した天皇賞・春へ向かう予定。鞍上は「今年の天皇賞・春は阪神開催ですし、この内容なら期待していいと思います」と楽しみにする。昨年は皐月賞10着、日本ダービー5着、菊花賞4着とクラシック全3戦に参戦。コントレイルアリストテレスだけじゃない。4歳世代の素質馬として、いざ盾取りに挑む。(山口大輝)

ディープボンド 父キズナ、母ゼフィランサス、母の父キングヘイロー。青鹿毛の牡4歳。栗東・大久保龍志厩舎所属。北海道新冠町・村田牧場の生産馬。馬主は前田晋二氏。戦績11戦3勝。獲得賞金1億7984万2000円。重賞は2020年GII京都新聞杯に次いで2勝目。阪神大賞典大久保龍志調教師が2009年アサクサキングスに次いで2勝目。和田竜二騎手は2000年テイエムオペラオー、11年ナムラクレセントに次いで3勝目。馬名は「深い絆」。



★21日阪神11R「阪神大賞典」の着順&払戻金はこちら

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