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【Fレビュー】シゲルピンクルビー、重賞初Vで桜切符獲得


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【Fレビュー】シゲルピンクルビー、重賞初Vで桜切符獲得

 フィリーズRが14日、阪神競馬場で18頭によって争われ、和田竜騎乗で8番人気のシゲルピンクルビーが、好位追走から鮮やかな差し切り。抽選突破の運も味方に重賞初勝利を挙げた。2着ヨカヨカ、3着ミニーアイルまでが、桜花賞(4月11日、阪神、GI、芝1600メートル)の優先出走権をゲットした。

     ◇

 桜の舞台の切符を狙って、大混戦のゴール前。一番の輝きを放ったのは、シゲルピンクルビーだ。初コンビの和田竜騎手は、検量室前で出迎えた渡辺調教師とともに両手を天に突き上げた。

 「坂を上ってからもうひと踏ん張りして、思った以上に頑張ってくれました。スタートが速くて枠も良かったので、イメージ通りの競馬でした」

 6、7番手で折り合うと、最後の直線はぐんぐん加速。先に抜け出したヨカヨカをクビ差で捕らえた。16分の9の抽選を突破した勢いそのままに、一気に重賞タイトルを獲得。姉妹を管理する渡辺調教師は「(姉のシゲルピンクダイヤと比べて)完成度はまだまだだけど、操縦性は高い」と、2019年2着に敗れたリベンジを誓う。桜の舞台ではもっともっときらめいてみせる。 (川端亮平)

★14日阪神11R「フィリーズR」の払い戻し&結果はこちら

 ■シゲルピンクルビー 父モーリス、母ムーンライトベイ、母の父ハイシャパラル。栗毛の牝3歳。栗東・渡辺薫彦厩舎所属。北海道日高町・天羽牧場の生産馬。馬主は森中蕃氏。戦績3戦2勝。獲得賞金6028万8000円。重賞は初勝利。フィリーズレビュー渡辺薫彦調教師、和田竜二騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+色+宝石名」。

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