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【血統アナリシス】弥生賞ディープインパクト記念2021 5連覇中のディープインパクト産駒は不在、惜敗続くハーツクライ系の戴冠なるか

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【血統アナリシス】弥生賞ディープインパクト記念2021 5連覇中のディープインパクト産駒は不在、惜敗続くハーツクライ系の戴冠なるか

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は弥生賞ディープインパクト記念2021・血統予想をお届けします!


弥生賞ディープインパクト記念」というレース名に違わず、ディープインパクト産駒が目下のところ5連覇中で、通算でも6勝を挙げる活躍を見せている。ただし、今年は同産駒の出走予定がないので、もう少し掘り下げて血統傾向を探ってみたい。

過去の勝ち馬で目に留まるのはMachiavellianの血脈で、15年サトノクラウン、12年コスモオオゾラ、10年ヴィクトワールピサ、09年ロジユニヴァースディープインパクト産駒以外で勝利した馬の多くが該当する。ほか、直近2年は20年ワーケア、19年シュヴァルツリーゼとハーツクライ産駒が2着に好走しており、14年にもワンアンドオンリーがハナ差2着の惜敗を喫していた。

ダノンザキッドは、父ジャスタウェイ×母エピックラヴ(母の父Dansili)。父ジャスタウェイハーツクライの直仔で、当該コースはホープフルSや皐月賞といったG1でも産駒が好走しており、本馬自身も20年ホープフルSを制している実績を持つ。また、ハーツクライ系で母系にDanzigやNijinskyが入る配合は20年2着ワーケアや14年2着ワンアンドオンリーと同じ。3戦無敗のポテンシャルは優にクラシック級と言えるものなので、ここも上位争い必至だろう。


タイムトゥヘヴンは、父ロードカナロア×母キストゥヘヴン(母の父アドマイヤベガ)。母キストゥヘヴンは06年桜花賞を制するほか中山で施行された重賞を3勝していたが、近親も急坂コースや小回りコースを得意とするタイプが多い。本馬は2走前から着用しているチークピーシズの効果がてきめんで、その2走前は同日に行われたホープフルSの2着馬と同タイムで走れていたほど。なお、父キングカメハメハ系×母の父サンデーサイレンス系は「1-1-3-6」という成績を残している。

タイセイドリーマーは、父ハーツクライ×母ドリームライター(母の父Tale of the Cat)。直近2年で連続2着に好走しているハーツクライ産駒となるが、本馬は断然人気が予想されるダノンザキッドと同様に母系にDanzigとNijinskyの血脈を併せ持つ。前走若駒Sは特殊な馬場状態のなか大崩れすることなく走れており、新馬でも差し返す根性を見せていただけに、相手になりに走れるレースセンスが武器と言えるだろう。


【血統予想からの注目馬】
ダノンザキッド タイムトゥヘヴン タイセイドリーマー

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