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【血統アナリシス】小倉大賞典2021 トニービンやCaro、Seattle Slewといった長くいい脚を使える血統に注目

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【血統アナリシス】小倉大賞典2021 トニービンやCaro、Seattle Slewといった長くいい脚を使える血統に注目

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は小倉大賞典2021・血統予想をお届けします!


小倉大賞典はコース形態から平均的なラップを刻む展開になりやすく、トニービンやCaro、Seattle Slewといった長くいい脚を使える血統が狙い目となる。昨年の勝ち馬カデナも2代母の父にSeattle Slewの血を引き、18年に16頭中15番人気のブービー人気ながら2着に激走したクインズミラーグロも母の父がCaro直系のIn Excess、2代母の父がSeattle Slew直仔のSlewpyだった。なお、一昨年の勝ち馬スティッフェリオにおいてはいずれの血も引いていないが、母の父Mtotoが88年凱旋門賞-仏G1でトニービンとクビ差の接戦を演じた実績を持つ。

ヴァンケドミンゴは、父ルーラーシップ×アンフィルージュ(母の父アグネスタキオン)。サンリヴァルの全弟、ヴェルデグリーンの従弟にあたる血統で、2代母ウメノファイバーは99年オークスなど重賞を3勝。全兄サンリヴァルも18年皐月賞‐G1で2着になるなど小回りコースで活躍したが、本馬においては福島で底を見せていない戦歴から平坦コース向きの印象を受ける。父系も母系も成長力に期待できる血統なので、慣れないかたちで運んだ前走の一戦だけでは見限れないだろう。

フェアリーポルカは、父ルーラーシップ×母フェアリーダンス(母の父アグネスタキオン)。ココロノトウダイの半姉、トゥザヴィクトリーサイレントディールの姪、トゥザグローリーデニムアンドルビーの従妹にあたる血統。本馬はフェアリードールの直系らしいパワーと持続力に秀でたタイプなので、牝馬限定戦で末脚勝負になると分が悪い。それだけに牡馬混合のローカルハンデ戦は条件として申し分なく、立ち回りの巧さを活かせる枠順を引ければ巻き返せるだろう。


バイオスパークは、父オルフェーヴル×母ナナヨーティアラ(母の父マイネルラヴ)。メイショウライナーの半弟で、2代母ナナヨーストームは96年忘れな草賞の勝ち馬。牝系はナナヨーヒマワリやナナヨーウイングが出たナナヨーアトラスに遡る。本馬は晩成型のオルフェーヴル牡駒らしい成長曲線を描いてだけに前走は少し案外だったが、全5勝を平坦コースで挙げている実績から急坂が応えていた可能性も否めない。ステイゴールドの直系として福島記念-G3を勝利した実績は、スティッフェリオを彷彿とさせる。

(文・シンヤカズヒロ)


【血統予想からの注目馬】
ヴァンケドミンゴ フェアリーポルカ バイオスパーク


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