まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
きさらぎ賞が7日、中京競馬場で11頭によって争われ、北村友騎乗で3番人気のラーゴムが、好位追走から抜け出して重賞初勝利。出世レースを制し、クラシック戦線に名乗りを上げた。2着は2番人気のヨーホーレイク、3着に1番人気のランドオブリバティが入った。
粗削りながら、実にパワフルだ。ラーゴムが2度目の重賞挑戦で初勝利を挙げ、クラシックへの道を切り開いた。2戦ぶりにコンビ復活の北村友騎手は、先月2日の結婚後、初の重賞勝利。マスクの下でほおを緩めた。
「よくしのいでくれました。もともと期待していて、この馬でクラシックに行きたいと思っていたので、結果を出せてホッとしています」
スタートを出て3番手につけると、緩い流れの道中は力みっぱなし。鞍上が必死に押さえて我慢させるも、4コーナーまで折り合いを欠いた。それでも、最後の直線に向いて追い出され、残り300メートルで先頭へ。最後は大外から迫るヨーホーレイクの猛追をクビ差でしのいだ。
1998年スペシャルウィーク、2003年ネオユニヴァース、16年サトノダイヤモンドなどが、ここを勝ってクラシックホースになった“出世レース”。L・アイビーS、GIII・京都2歳Sでともに2着だった惜敗続きにもピリオドを打ち、縁起のいい初タイトルだ。だが、斉藤崇調教師は「調教から力みが強くなっているなと感じていましたが、スタートから4コーナーまで引っ掛かっていましたからね。それを修正しないと本番では厳しいなと思います」と思案顔。さらなる飛躍には、精神面の成長が必要になりそうだ。
今後は放牧に出される見込み。臨戦過程は未定ながら、皐月賞(4月18日、中山、GI、芝2000メートル)、日本ダービー(5月30日、東京、GI、芝2400メートル)への挑戦権は得た。北村友騎手は「負けない気持ち、闘争心がすごく強い。課題を修正しながら次に向かえれば」と表情を引き締めた。
父オルフェーヴルは10年前にこのレースで3着に敗れるも、試行錯誤を重ねて史上7頭目の3冠馬に輝いた。その血を感じさせる荒々しいラーゴムにも、まだまだ伸びしろがある。(川端亮平)
■ラーゴム 父オルフェーヴル、母シュガーショック、母の父キャンディライド。栗毛の牡3歳。栗東・斉藤崇史厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は林正道氏。戦績4戦2勝。獲得賞金6535万3000円。重賞は初勝利。きさらぎ賞は斉藤崇史調教師、北村友一騎手ともに初勝利。馬名は「適度で節度あること(スウェーデン語)」。
★ノーザンF生産馬、現3歳重賞16勝…きさらぎ賞をラーゴムが勝ち、生産牧場・ノーザンファームは現3歳世代の重賞での連勝を16に伸ばした。同世代の重賞3戦目となる昨年9月のGIII・札幌2歳Sをソダシで勝利すると、12月のGI3戦も含めて12連勝。さらに今年に入っても、GIII・シンザン記念のピクシーナイトから全4戦を制している。
★7日中京11R「きさらぎ賞」の着順&払戻金はこちら
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|