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【東京新聞杯】鮫島良騎手ウィザードで松田師に恩返しV
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師弟の絆で有終Vだ。鮫島良太騎手(34)=栗・フリー=が、今月末で引退する師匠の松田国英調教師(70)=栗東=が管理するサトノウィザードとのコンビで挑む東京新聞杯で、重賞勝利を狙う。JRA重賞では5勝を挙げているが、師匠とのタッグでは2着が最高。ラストチャンスで、恩返しのVを飾る覚悟だ。
ターフを去る師匠への感謝を重賞勝利として形にしたい。氷点下に冷え込んだ栗東トレセンで、4日に34歳の誕生日を迎えた鮫島良騎手が熱気を帯びた口調で語った。
「先生(松田調教師)は競馬学校生のときから親身になって話を聞いてくれました。チャンスをもらえたので、何とか先生のところ(管理馬)で勝ちたいですね」
競馬学校を卒業し、2005年に松田厩舎所属でデビュー。前年の04年にキングカメハメハで2度目の日本ダービーを制覇したトップステーブルで、08年にフリーになるまで修行を積んだ。
「楽な方としんどい方があれば、しんどい方に行くように。楽(すること)を一回覚えてしまうと、人間はそうなってしまう」。若手時代に師から何度も聞いた金言は、今でも決断する際の指針になっている。
師匠の管理馬では35勝を挙げたが、重賞では23戦0勝。2着2回(06年GIII福島牝馬S・ライラプス、GIIIシリウスS・ツムジカゼ)が最高で、勝った喜びより、負けた記憶が強く残っている。デビュー2年目の福島牝馬Sでは、最後の直線で一度は先頭に立ったものの、ゴール直前に差されてアタマ差2着。「『もっと、こうしていれば』と今でも悔しさがある」と唇をかむ。だからこそ今回、師匠の“最後の1カ月”で巡ってきた管理馬での重賞Vラストチャンスは逃せない。
サトノウィザードとは初騎乗だった昨年11月の立雲峡S(3勝クラス)を勝ってオープン入り。前走のニューイヤーS(L)では上がり最速の末脚を引き出し、4着を確保した。3日の最終追い切りに騎乗し、栗東CWコース6ハロン80秒7-12秒5。「調子はいいと思う。左回りではモタれる面があるみたいだけど、追い切りでは見せなかった。いい脚を使うので、スムーズに回ってこられればチャンスはある」と好感触をつかんだ。
手綱を託す松田調教師は「ずっとこの馬のレースを見てくれていて、結果も出ている。よく打ち合わせもできていて、もうひとつ上を目指すために、良太くんに乗ってほしい」と期待を込める。
馬名のウィザードは『魔術師』の意味。師弟の絆というマジックで、恩返しのVを飾るドラマがあってもいい。 (川端亮平)
鮫島 良太(さめしま・りょうた)…1987(昭和62)年2月4日生まれ、34歳。佐賀県出身。父は佐賀競馬場所属の鮫島克也騎手、弟の克駿はJRA騎手。2005年3月5日に栗東・松田国英厩舎所属でデビュー。同年16勝で中央競馬関西放送記者クラブ賞(関西所属新人敢闘賞)を受賞。4日現在、JRA通算303勝、うち重賞は08年GII京都大賞典(トーホウアラン)など5勝。
★東京新聞杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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