中央競馬ニュース

【東京新聞杯】レース展望

 0   4   2,907
シェアする  x facebook LINEで送る
【東京新聞杯】レース展望

 東京の日曜メインに東京新聞杯(2月7日、GIII、芝1600メートル)が行われる。最近の勝ち馬に2019年の年度代表馬リスグラシューや、19年春秋マイル王のインディチャンプなどがおり、近年では出世レースとして注目されている。

 ヴァンドギャルド(栗東・藤原英昭厩舎、牡5歳)は3度目のGI挑戦となった前走のマイルCSで6着に健闘した。上がり3ハロン33秒3の脚を繰り出し、勝ったグランアレグリアに0秒5差。GIIIのここなら堂々、主役を張れる。昨年のこのレースは6着だったが、その後、富士Sで重賞初制覇を飾るなど本格化の兆しを見せている。その富士Sと同じ舞台で重賞2勝目を狙う。

 18年の3着馬ダイワキャグニー(美浦・菊沢隆徳厩舎、セ7歳)は、前走の日経新春杯で3番人気ながら12着。トップハンデの57・5キロを背負いながらの中京の特殊な馬場はこたえた。3ハロンの距離短縮と、これまでの8勝を全てを挙げた東京で反撃に出る。

 エリザベス女王杯8着のシャドウディーヴァ(美浦・斎藤誠厩舎、牝5歳)は昨年の2着馬で、斎藤誠調教師は「今年はこの馬で重賞を獲りたい」と期待を寄せている。重賞で連対した3戦すべてが東京と舞台相性は良く、牡馬相手でも戦える。

 日経新春杯で9着に敗れたヴェロックス(栗東・中内田充正厩舎、牡5歳)は今回が初めての1600メートル戦になる。19年のクラシック3冠で2、3、3着に好走した実績があるように、GIIIなら力上位。マイルの流れに対応できれば巻き返しは可能だ。

 エントシャイデン(栗東・矢作芳人厩舎、牡6歳)は京都金杯で14番人気ながら3着に食い込み、波乱を演出した。川須騎手とは手が合うのか、【1・0・2・1】と度々穴を開けており、ここでもマークは必要だ。

 ニューイヤーS4着のサトノウィザード(栗東・松田国英厩舎、牡5歳)は今回が重賞初挑戦だが、素質の高さは3歳時から評価されてきた。直線が長い東京なら、持ち味の鋭い末脚がより生きるだろう。ゲートを五分に出れば好勝負は可能とみる。

 条件戦を連勝中のカラテ(美浦・高橋祥泰厩舎、牡5歳)は3歳春以来の重賞挑戦。前走の若潮Sでは8番人気ながら3馬身差の完勝で、オープンクラスでも通用する力はありそうだ。

 他には昨年の関屋記念覇者のサトノアーサー(栗東・池江泰寿厩舎、牡7歳)や、京都金杯8着からの巻き返しを図るトリプルエース(栗東・斉藤崇史厩舎、牡4歳)などにも注意を払いたい。

東京新聞杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載【東京新聞杯きさらぎ賞】古馬マイル重賞とクラシックへの登竜門の注目点はこちら!

この記事はいかがでしたか?
ナイス (4)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る