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【根岸S】レッドルゼルが鋭い末脚を繰り出しV!
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1月31日の東京11Rで行われた第35回根岸ステークス(4歳以上オープン、別定、GIII、ダート・1400メートル、16頭立て、1着賞金=3800万円)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気レッドルゼル(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)がスタートをしっかり決めると中団のインを追走。直線で馬群をさばくと鋭い末脚を繰り出して先頭でゴール。2月21日に東京競馬場で行われるフェブラリーS(GI・ダート1600m)の優先出走権を獲得。父ロードカナロアにJRAダート重賞初勝利を届けた。タイムは1分22秒3(稍重)。
アタマ差の2着には最後方から大外を回って猛烈と追い込んだワンダーリーデル(10番人気)、さらに半馬身遅れた3着に4週連続重賞VがかかったC.ルメール騎手騎乗のタイムフライヤー(2番人気)が入った。
◆川田将雅騎手(1着 レッドルゼル)「(直線では)抜群の手応えでした。しっかりといい脚を使えたと思います。最後は着差があまりにもわずかでしたし、外の馬とどちらが出ているのかはっきりとわからないぐらいではありましたが、負けた感触はありませんでした。次は1600メートル(フェブラリーS)ということで、1400メートルでも次につなげる競馬を意識していました。とてもいい内容で走ることができましたね」
根岸Sを勝ったレッドルゼルは、父ロードカナロア、母フレンチノワール、母の父フレンチデピュティという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(株)東京ホースレーシング。通算成績は15戦7勝。重賞は初制覇。根岸Sは管理する安田隆行調教師、騎乗した川田将雅騎手ともに初勝利。
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