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東海Sが24日、中京競馬場で15頭によって争われ、川田騎乗で2番人気のオーヴェルニュが好位から抜け出し、1分49秒2のレースレコードで快勝。重賞初挑戦で初制覇を飾り、フェブラリーS(2月21日、東京、GI、ダ1600メートル)の優先出走権を獲得した。川田騎手は16年連続のJRA重賞制覇で、スマートファルコン産駒はJRA重賞初制覇。1番人気のインティは12着に敗れた。
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泥だらけになりながら、ライバルたちを力強くねじ伏せた。重賞初挑戦のオーヴェルニュが、持ち味のスピードを生かして、レースレコードでタイトル奪取に成功。2006年から16年連続でJRA重賞制覇を飾った川田騎手=写真円内=が胸を張った。
「ずっと流れは速かったですが、それでも手応え良く追走できていました。この馬にとっては我慢するよりも進んで行く競馬の方が楽なので、先のことを考えず勝ちに行く競馬をしていたら、ああいう形になりました」
戦前に描いた通りの展開だった。インティが引っ張る前半1000メートル59秒3の速い流れを、好位3番手で積極的に追走。直線入り口で堂々と先頭に立つと、鞍上の右ムチに応えて後続を引き離す。脚抜きのいい不良馬場も味方に、最後までしっかり伸びて1馬身3/4差で押し切った。
昨春にオープンに上がってから、逃げる競馬で結果が出ず、好位で我慢させる形を教え込んだ。その成果と馬体の充実が、3連勝での重賞Vにつながった。西村調教師は「(半兄)ヴォージュもそうだけど、晩成で成長が遅く、成績が出てくるのが遅い。これくらいの年(5歳)になって、やっと成熟してくる」と充実ぶりに目を細める。
今後はオーナーと相談の上だが、優先出走権を得たフェブラリーSを視野に入れる。「重賞を勝てないとGIはなかなか見えてこないけど、連勝してすごく力をつけている。ワンターンでどうなるか分からないけど、スピードを生かした競馬ができるのがこの馬のいいところ」と指揮官は大舞台に思いを寄せる。
ダート界に誕生した上昇一途の新星。連勝の勢いそのままに、砂王に向けて突き進む。(斉藤弘樹)
■オーヴェルニュ 父スマートファルコン、母ギュイエンヌ、母の父タニノギムレット。鹿毛の牡5歳。栗東・西村真幸厩舎所属。北海道新ひだか町・明治牧場の生産馬。馬主は杉山忠国氏。戦績19戦7勝。獲得賞金1億6517万9000円。重賞は初勝利。東海Sは西村真幸調教師、川田将雅騎手ともに初勝利。馬名は「フランスの地方名」。
★24日中京11R「東海S」の着順&払戻金はこちら
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