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アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトの3冠馬が激突するジャパンC。いずれも東京芝2400メートル戦のGIを勝っているが、果たして最も舞台適性が高いのはどの馬か? ラップタイム分析で定評のある夏目耕四郎氏が、3頭の同舞台でのレースを徹底比較し、デアリングタクトを最上位とジャッジした。
東京芝2400メートルは、3冠馬3頭がいずれも勝利を収めている舞台。そのラップ分析から、最も適性が高そうなのがデアリングタクトだ。
今年のオークスは、前半5ハロン59秒8-後半5ハロン58秒9。後半の方が0秒9速い後傾ラップとはいえ、日本ダービーより前半5ハロンは1秒9も速く、決してスローではない。
その中で、デアリング自身の推定後半4ハロンは45秒2。ダービーのコントレイルは45秒7、オークスのアーモンドアイは45秒4で、3頭の中で最も速かった。ラスト1ハロンの比較でもコントレイルが11秒7、アーモンドアイが11秒6に対して、デアリングタクトは11秒2と最速。最後までしっかりと伸びており、タフな東京2400メートルを乗り切るスタミナ、スピードの持続力、瞬発力を兼ね備えていることが分かる。他2頭とは斤量面のアドバンテージもあり、ハイペースや馬場悪化で消耗戦になれば、さらに有利になるだろう。
コントレイルは距離適性に疑問が残る。ダービーは前後半5ハロンの差が3秒3の後傾ラップ。超スローのわりに、自身の後半4ハロンは前述の通り45秒7で、スピードの持続力で牝馬2頭に劣る。また、2000メートル以上で前傾ラップだった皐月賞と神戸新聞杯では、自身の推定後半5ハロンは59秒7、60秒0と平凡。末脚の持続力を考えると、レコード勝ちした東スポ杯2歳Sの1800メートルあたりがベストの距離とみる。
アーモンドアイのオークスは、前後半が59秒6で完全なイーブンペース。ただ、大逃げを打った馬がおり、6番手を追走した自身は、2秒程度の後傾ラップだった。ラスト2ハロンのレースラップは11秒1-11秒6。ラップの速い区間で先頭に立ったように、非凡な瞬発力があるが、最後1ハロンは失速ラップ。レース全体の上がり3ハロン34秒9も、今年の日本ダービー(34秒3)、オークス(34秒2)より遅く、2着馬に2馬身差をつけたとはいえ、見た目ほど余力はなかったのではないか。
驚異的なレコードで勝利したジャパンCも、前後半5ハロンの差でみると2秒7の後傾で前残りだった。この舞台は2戦2勝で高速馬場、瞬発力勝負は問題ないが、前傾ラップになるとゴール前で脚が鈍る可能性も…。アーモンドは、後傾ラップの流れが理想だろう。
■夏目 耕四郎(なつめ・こうしろう)…競馬コメンテーター、1974(昭和49)年生まれ、46歳。大阪府出身。東京サンスポ勤務を経て、2008年に競馬雑誌でライターとしてデビュー。CS・フジテレビONE「競馬予想TV!」にレギュラー出演中。
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