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東西トレセンで取材する記者が、日替わりでGI出走馬の気になる点を関係者に直撃する「俺のチェックポイント」。マイルCSの最終日(4日目)は、大阪サンスポの片山和広記者が栗東でアウィルアウェイの高野調教師を直撃。実績に乏しいマイルへの適性を探った。
グランアレグリアの強さが際立ったスプリンターズS。直線で大外から瞬時に突き抜けたシーンは「競馬ゲームか?」と思うほど鮮やかだった。しかし、上がり最速の同馬と0秒1しか違わない3ハロン33秒7(3位のクリノガウディーより0秒9も速い)の末脚で、4コーナー最後方から3着に突っ込んだ馬がいる。アウィルアウェイだ。
マイルCSでも1番人気が予想されるグランと差のない豪脚の持ち主なら、好勝負を見込んで当然。ただ、気になるのはマイル実績の乏しさだ。高野調教師が「活気があってパワフル」と評した追い切りでも分かるように状態面は申し分なし。買えるかどうかのポイントは、距離に尽きる。
そのあたりを直接、トレーナーに聞くと「(前走は)ゲートを出てから進んでいかないのでああいう形になりましたが、『それならマイルでも』と思うような競馬でした」と前向きな答えが返ってきた。過去14戦のうち、マイルは昨年の桜花賞10着のみ。スタート直後は7番手を追走していたが、当時は掛かり癖があり、しかも3コーナー手前で他の馬と接触する不利。ポジションを大きく下げての敗戦で、これだけで“マイルは長い”と決めつけられない。
高野調教師も「当時はまだ馬が完成していませんでした。それでも直線で盛り返しましたから、マイルをこなせるだけのスタミナはあると思います」と桜花賞の敗戦を距離の壁とはみていない。当時から体重が約20キロ増えた今は充実期で、折り合い面の不安も解消。半兄は昨年の優勝馬で今回も出走しているインディチャンプと、血統の後押しもある。前走の豪脚再現は十分にありえる。
初コンビの藤岡康騎手は1週前追い切りでコンタクトを取り、「脚質的に後ろからの競馬になりますが、そのなかであれだけ差し込んでくるのですからね。流れが向けば」と一発を狙って虎視眈々だ。
快速自慢のレシステンシアがおり、ペースが遅くなることはなさそう。豪快な差し切りを演じるのはグランではなく、この馬かもしれない。(片山和広)
★マイルCSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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