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11月15日の福島11Rで行われた第56回福島記念(3歳以上オープン、GIII、芝2000メートル、16頭立て、1着賞金=4100万円)は、池添謙一騎手騎乗で2番人気のバイオスパーク(牡5歳、栗東・浜田多実雄厩舎)が、4コーナーを過ぎると馬場の真ん中を進出。直線で徐々にポジションを上げ、最後はヴァンケドミンゴの猛追をハナ差でしのいで、重賞初制覇。タイムは1分59秒6(良)。
2着にはクビ差でヴァンケドミンゴ(1番人気)、さらに1馬身差の3着にはテリトーリアル(5番人気)が入線した。
鞍上の池添謙一騎手は、これでJRAの全10場の重賞を制覇。自身が主戦を務めたオルフェーヴルの産駒で大記録を達成した。
福島記念を勝ったバイオスパークは、父オルフェーヴル、母ナナヨーティアラ、母の父マイネルラヴという血統。北海道浦河町・小島牧場の生産で、馬主は宮田直也氏。通算成績は25戦5勝。重賞初制覇。管理する浜田多実雄調教師、騎乗した池添謙一騎手ともに福島記念初制覇となった。
◆池添謙一騎手(1着 バイオスパーク)「全10場重賞制覇は少ない人しか達成していないので、それを意識して(福島に)来ました。リズム良く運ぶことを頭に入れて、いい形で我慢することができた。折り合いは大丈夫なので、仕掛けどころを間違えないようにと思っていた。内で少し窮屈になるシーンがあったが、うまくクリアして直線もしっかり伸びてくれた。重賞を獲ることができてよかった」
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