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【血統アナリシス】エリザベス女王杯2020 元より宝塚記念と直結傾向にあり、芝2200m適性を最重要視

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【血統アナリシス】エリザベス女王杯2020 元より宝塚記念と直結傾向にあり、芝2200m適性を最重要視

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はエリザベス女王杯・血統予想をお届けします!


今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、エリザベス女王杯‐G1は阪神芝2200mで行われる。スイープトウショウマリアライトリスグラシューエリザベス女王杯創設以後に宝塚記念‐G1を制した牝馬はいずれも両G1を制しているため、内回りや外回り、競馬場の違いはあれども、まずは芝2200mの適性を重視すべきだろう。

センテリュオは、父ディープインパクト×母アドマイヤキラメキ(母の父エンドスウィープ)。トーセンスターダムの全妹で、トーセンジョーダントーセンホマレボシの姪にあたる血統。また、叔父トーセンホマレボシは12年京都新聞杯-G2で当時の芝2200m日本レコードを記録している。総じて非根幹距離を得意とするファミリーで、本馬もオールカマー‐G2で重賞初制覇を飾り、昨年のエリザベス女王杯‐G1においても勝ち馬から0秒3差の4着と距離適性は申し分ない。

ノームコアは、父ハービンジャー×母クロノロジスト(母の父クロフネ)。フサイチリシャールフサイチエアデールが出たラスティックベルに遡る牝系で、半妹クロノジェネシスは20年宝塚記念-G1など重賞を4勝。今年の宝塚記念‐G1で圧巻のパフォーマンスを披露していた半妹の走りからもぞんざいには扱えないが、本馬に限ればヴィクトリアマイル‐G1レコード勝ちの実績通りに良馬場が理想だろう。小回りや内回りを器用に立ち回れる脚質は評価に値する。


サラキアは、父ディープインパクト×母サロミナ(母の父Lomitas)。半弟サリオスは19年朝日杯フューチュリティS-G1など重賞を3勝、母は12年にハンブルク牝馬賞-独G3、12年独オークス-独G1と芝2200mの重賞を連勝している。本馬は前走アイルランドトロフィー府中牝馬S‐G2で待望の重賞初制覇となったが、非根幹距離は「3‐3‐0‐3」と得意にしており、昨年のエリザベス女王杯‐G1でもスムーズさを欠きながら0秒4差6着と健闘していた。G1制覇を成し遂げるだけのポテンシャルは秘めているので、手の合う北村友一騎手とのコンビであれば。

(文・シンヤカズヒロ)


【血統予想からの注目馬】
センテリュオ ノームコア サラキア

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