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【アルゼンチン】オーソリティが約6カ月ぶり実戦で古馬一蹴、重賞連勝

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【アルゼンチン】オーソリティが約6カ月ぶり実戦で古馬一蹴、重賞連勝

 11月8日の東京11Rで行われた第58回アルゼンチン共和国杯(3歳以上オープン、GII、芝2500メートル、ハンデ、18頭立て、1着賞金=5700万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の3番人気オーソリティ(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)が道中3番手から直線半ばで先頭に立つと、そのまま押し切って快勝。青葉賞を勝ちながら左前肢の骨折でダービーを断念した世代屈指の素質馬が、約6カ月ぶりの実戦で古馬を一蹴。17年スワーヴリチャード以来の3歳馬Vを果たした。タイムは2分31秒6(良)。



 1馬身1/2差の2着には6番人気のラストドラフト、さらにクビ差の3着に8番人気サンアップルトンが続いた。



 ◆クリストフ・ルメール騎手(1着 オーソリティ)「この馬で重賞を勝てて本当にうれしいです。休み明けで彼のコンディションを心配しましたが、木村哲也調教師と厩舎のスタッフがすごくいい仕事をしてくれましたので、ゴールまで頑張ってくれました。長く脚を使う馬だからちょっとずつ加速した。坂を上がってトップスピードだったけど、ゴールまで止まらなかった。休み明けで本当にすごい」



 アルゼンチン共和国杯を勝ったオーソリティは、父オルフェーヴル、母ロザリンド、母の父シンボリクリスエスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は6戦4勝。重賞は今年の青葉賞・GIIに次いで2勝目。アルゼンチン共和国杯は、木村哲也調教師、クリストフ・ルメール騎手ともに初勝利。



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