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ダートの祭典、JBCが3日、史上初めて大井・門別の2競馬場で開催された。大井では交流GI3競走が行われ、クラシックは断然人気のクリソベリルが国内8戦無敗でGI4勝目をマークした。スプリントは地元・大井の8番人気サブノジュニアが勝ち、藤田菜七子騎乗で2番人気コパノキッキングは6着。レディスクラシックは2番人気のファッショニスタが制した。新設された門別の交流GIII・JBC2歳優駿は6番人気ラッキードリームが勝利。地元ホッカイドウ勢がワンツーを飾った。
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もはや日本に敵はいない。秋の夜のひんやりとした空気を切り裂き、カクテルライトに照らされたたくましい鹿毛の馬体がグングン加速する。単勝1・3倍、断然人気のクリソベリルが圧倒的な強さでGI4勝目をマーク。デビューから国内での連勝を8に伸ばした。
「この馬らしい結果が得られてホッとしています。いい動きをしていましたし、直線での手応えは抜群でした。負けることはないと安心して乗っていられました」
チュウワウィザードで制した昨年に続く連覇を飾った川田騎手が胸を張る。2頭の激しい先行争いを見ながら離れた3番手を追走。やや力み気味だったが、鞍上は「前向きととらえていました」と冷静そのもの。直線で満を持して追い出されるとメンバー中ただ1頭の上がり3ハロン36秒台の脚を使って2馬身半突き抜けた。その走りは「強すぎる」と3着チュウワのルメール騎手が思わずうめくほど。ダート界に“クリソ1強”をアピールした。
次走は連覇の懸かるチャンピオンズC(12月6日、中京、GI、ダ1800メートル)を予定。年内はその1戦にとどめ、来年は今年7着に終わったサウジC(2月20日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ、ダ1800メートル)への再挑戦も視野に入れている。音無調教師が「まだまだ成長途上だし、海外にリベンジしたい」と語れば、オーナーの(有)キャロットファーム・秋田博章代表も「種牡馬としての価値を高めるためにもチャレンジしないと」と意欲を口にした。
キャリアはまだわずか9戦。秘めた可能性は無限大だ。「日本では負けていないですし、さらに成長して、できあがったときにどんな競馬ができるか楽しみです」と川田騎手。日本の至宝が世界で輝く日も、そう遠くはなさそう。(漆山貴禎)
■クリソベリル 父ゴールドアリュール、母クリソプレーズ、母の父エルコンドルパサー。鹿毛の牡4歳。栗東・音無秀孝厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。戦績9戦8勝(うち地方5戦5勝、海外1戦0勝)。獲得賞金4億1888万2400円(うち地方2億4700万円、海外5428万400円)。重賞は2019年交流GII兵庫CS、交流GIジャパンダートダービー、交流GII日本テレビ盃、GIチャンピオンズC、20年交流GI帝王賞に次いで6勝目。JBCクラシックは音無秀孝調教師が初勝利、川田将雅騎手は19年チュウワウィザードに次いで2勝目。馬名の意味は「金緑石。母名、兄姉名より連想」。
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