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【天皇賞・秋】キーマンズトーク～北村友一騎手
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「第１６２回天皇賞・秋」はアーモンドアイの連覇＆芝ＧＩ８勝目なるかに注目が集まるが、偉業に立ちはだかるのが同じ牝馬のクロノジェネシス。宝塚記念は道悪を味方につけたとはいえ、牡馬の実力馬を相手に６馬身差の大楽勝。デビューから乗り続けている北村友一騎手とのタッグも鉄壁で、新女王就任へ気運は高まるばかりだ。
－－今年はすごい充実ぶり。京都記念優勝から大阪杯２着。宝塚記念では２着キセキに６馬身差をつける圧勝だった
北村友一騎手「想像を超えた走りでした。シンプルに強かったですね。大阪杯からは“少し力強くなったかな”という感じでしたが、去年に比べると、体が大きくなって力をつけてきて、一戦ごとにどんどん良くなっていました」
－－宝塚記念後はじっくりと休んでリフレッシュ。夏を越して、変わってきたところは
「精神面で落ち着きが出てきましたね。これまでは、テンションが上がり気味でピリピリしていましたが、今回は調教から落ち着いていてドッシリとしている。休養の成果を感じます」
－－けいこには先週、今週と騎乗
「１週前は、いい追い切りができました。精神面の成長した部分が動きにも表れていました。最終追いは負荷をかけすぎず、気分良く、リラックスして走れるように乗りました。気持ち良さそうに走っていたし、リズムも良かったですね」
－－東京の２０００メートルは初めて
「特に気になるところはありません。乗りやすかったのは京都と阪神の２０００メートルですが、どんなコースでも対応してくれます」
－－週末まで好天の予報で、良馬場になりそう
「この馬自身は良馬場でも道悪でも対応できますが、（宝塚記念のように）他馬が苦にする分、道悪になったほうが有利に働くんでしょう。良馬場になっても、２歳時に東京（アイビーＳ１着）で上がり３Ｆ３２秒５の末脚を使っているように、瞬発力も備えていますから」
－－アーモンドアイと初めての対戦
「強いと思っているので、どれだけやれるか楽しみですね」
－－ジョッキーにとってクロノジェネシスは
「一緒にＧＩを２つ勝っているし、そのへんには特別感がありますが、なんと言ってもデビューからコンビを組み続けているところに、最も特別感があります。乗せてもらえていることには感謝しかないですね」
－－勝つためにどんなレースを
「いつものクロノらしく、自然体でいいと思います。馬を信じて、自分を信じて、力を最大限引き出して、強い馬に勝ちたいですね」
■きたむら・ゆういち １９８６年１０月３日生まれ。３４歳。滋賀県出身。０６年３月１日に栗東・田島良保厩舎から騎手デビューし、現在はフリー。０８年にデイリー杯２歳Ｓ（シェーンヴァルト）でＪＲＡ重賞初勝利。１９年に大阪杯（アルアイン）を制してＪＲＡ・ＧＩ初制覇を飾ると、その年は秋華賞（クロノジェネシス）、阪神ＪＦ（レシステンシア）も勝ってＧＩ３勝とブレーク。今年は宝塚記念（クロノジェネシス）など重賞４勝をマークしている。ＪＲＡ通算９２０５戦７７７勝。うち重賞２４勝、ＧＩは４勝。１６４．５センチ、５１キロ、血液型Ａ。
（夕刊フジ）
★天皇賞・秋の特別登録馬（想定騎手入り）はこちら 調教タイムも掲載
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クロジェネちゃん軸の、キセちゃん、アーちゃん、キングリちゃん、カデナちゃんにします❗