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菊花賞が25日、京都競馬場で行われ、1番人気コントレイル(栗・矢作、牡3歳)がクビ差の接戦を制し、史上8頭目のクラシック3冠を達成した。矢作調教師は感無量の表情で「日本競馬の宝」と絶賛。今後は状態次第でジャパンC(11月29日、東京、GI、芝2400メートル)を視野に入れる。2着はアリストテレス、3着はサトノフラッグだった。
息が詰まるような直線のデッドヒート。400メートルに渡る壮絶なたたき合いでも、無敗の2冠馬は先頭を譲らなかった。コントレイルが無傷の7連勝で史上3頭目の無敗3冠馬に輝き、父ディープインパクトに肩を並べた。淀の場内からは大きな拍手が鳴り響いた。
「競馬の道を志したときから、夢のまた夢でした。幸せです」
3冠トレーナーの称号を手にした矢作調教師は感無量の表情だ。神戸新聞杯から中3週の今回は、初の在厩調整が課題だった。リフレッシュの期間がないぶん、テンションを上げないように徹底した陣営の努力で「完全に(福永)祐一くんとコンタクトを取れていましたし、何も不安には思っていませんでした」。昨年のホープフルS以来となる有観客での競馬でも落ち着いていた2冠馬。未知の3000メートルで道中はやや力む場面こそあったものの、消耗を抑えて勝利をつかんだ。
「やっぱり、負けないということはすごいですね。今まで手掛けたことのない神様からの授かりものだと思っています」
大一番が近づくにつれてプレッシャーが襲ってきたが、馬への信頼感で開き直った。「俺が率先して楽しまないと、スタッフも緊張するばかりでかわいそう」。レース前週のミーティングでは、スタッフに『楽しもう』と号令をかけた。自然体で大一番に臨んだつもりだったが「疲れました。こんなに疲れた経験は今までなかったですね。きょう一日は緊張していました」と大仕事を終えて安堵の笑みを浮かべた。
国内では史上初となるディープインパクトとの父子3冠制覇。「姿や形はすごくディープの子だなと。競馬としては非常に優等生で、シンボリルドルフだよね」。令和の怪物は、偉大な過去2頭の無敗3冠馬の“血とセンス”を併せ持っている。今後は馬の状態次第だが、ジャパンCを視野。無敗3冠牝馬デアリングタクトや年長馬との戦いが現実味を帯びてきた。
「結構厳しいレースだったので、馬の状態を慎重に見極めて判断していきたい。絶対無理はさせたくないし、させられる馬ではない。日本競馬の宝だと思っているので、もっともっと成長させられるように、もっとファンの皆さんに応援してもらえるように、頑張っていきたい」
JRA・GI13勝目、1984年のグレード制導入以降では初となる2年連続GI4勝を達成した調教師が時折、言葉を詰まらせながら熱い思いを口にした。コロナ禍の中で誕生した日本競馬界の至宝。馬名の『飛行機雲』のように、無敗街道はどこまでも続いていく。 (斉藤弘樹)
★25日京都11R「菊花賞」の着順&払戻金はこちら
◆1984年に初めて無敗で3冠を達成したシンボリルドルフの主戦を務めた岡部幸雄元騎手(71)「ヒヤヒヤしたけど、勝ちは勝ち。簡単には勝たせないと道中、プレッシャーをかけ続けたアリストテレスのクリストフ(ルメール騎手)も見事。それをはねのけたコントレイルも素晴らしかった。祐一くん、本当におめでとう」
◆2005年に2頭目の無敗3冠を達成したディープインパクトの主戦を務めた武豊騎手「ディープインパクトが、種牡馬として改めてすごいと思いました。コントレイルの関係者に『おめでとう』と言いたいです」
★秋華賞に続き大型横断幕…菊花賞の表彰式では、秋華賞に続いてJRAが用意した縦24メートル×横16メートルの横断幕がスタンド前の芝コースに広げられた。コントレイルの写真に「Congratulations! Triple Crown Winner! CONTRAIL」の文字が施され、簡素化された表彰式に彩りを加えていた。
★入場&売り上げ…デアリングタクトが無敗で牝馬3冠を達成した前週の秋華賞に続き、コントレイルの無敗3冠がかかって注目された菊花賞の売り上げは212億4002万8700円。昨年比130・4%と、2週連続の大幅増となった。入場者は1018人(うち有料入場人員698人)だった。
★ディープインパクト産駒…一昨年のフィエールマン、昨年のワールドプレミアに続く、3年連続で通算4勝目。同レース3連覇は史上初で、4勝はサンデーサイレンスに並ぶ歴代最多。
★前田晋二オーナー…所有馬3頭目の出走で初勝利。JRA・GIは日本ダービー以来、今年3勝目で通算7勝目。
★ノースヒルズ菊花賞成績…今年の2頭を含む生産馬10頭の出走で初勝利。これまでは2010年ビートブラックの3着が最高。JRA・GIは、日本ダービー以来、今年3勝目で通算18勝目。
★矢作芳人調教師…今年の2頭を含む7頭の出走で初勝利。これまでは15年リアルスティールの2着が最高。調教師として史上14人目の牡馬3冠完全制覇となった。
★3冠レース2着馬との着差…3冠レースで2着につけた着差は順に半馬身+3馬身+クビで、「3馬身半+クビ」は過去最小。それまでは1984年シンボリルドルフの計3馬身3/4差。最大は94年ナリタブライアンの15馬身半。
★青鹿毛…3冠達成は史上初。
★神戸新聞杯1着馬の勝利…2016年サトノダイヤモンド以来、4年ぶり13頭目。
■コントレイル 父ディープインパクト、母ロードクロサイト、母の父アンブライドルズソング。青鹿毛の牡3歳。栗東・矢作芳人厩舎所属。北海道新冠町・株式会社ノースヒルズの生産馬。馬主は前田晋二氏。戦績7戦7勝。獲得賞金6億7518万6000円。重賞は2019年GIII東スポ杯2歳S、GIホープフルS、20年GI皐月賞、GI日本ダービー、GII神戸新聞杯に次いで6勝目。菊花賞は矢作芳人調教師が初勝利、福永祐一騎手は13年エピファネイアに次いで2勝目。馬名は「飛行機雲」
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最新注目競走馬
総賞金ランキング |
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コロナショック(無観客・海外遠征困難)にも負けず
◆デアリングタクト(ノルマンディー)
◆コントレイル(ノースヒルズ)
牡馬・牝馬ともに
無敗で「クラシック3冠馬」という偉業を達成‼
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競馬ファンが
その余韻に浸り、感動をシミジミ味わう間もなく…
…3歳同士なのに
早くもジャパンカップで
「無敗クラシック3冠馬」を直接対決させてしまうのか?
至高の無敗3冠馬が
3歳秋で早くも1頭消え去るのは
まだ早すぎるのではないだろうか?
#ノルマンディーと #ノースヒルズ は「#競馬ファンの思い」を
どう考えているのだろうか?
デアリングタクトとコントレイルが共に
ノーザンファーム生産馬だったらまず有り得ない直接対決‼
(良血の繫殖牝馬が多く在籍し、外厩「天栄」「しがらき」がある現在、近いうちに現実化も有り得る)
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◆社台グループ創始者・故 #吉田善哉氏
全米年度代表馬サンデーサイレンスを16億5000万円(当時価格)で種牡馬として購入
日本競馬が欧米に追い付き発展と競馬ファンの拡大のためにその生涯を捧げた「#社台」
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◆「#ノーザンファームの使い分け」という批判もあるが…
(リアルな話だがノーザンF生産馬はサンデーR・シルクR・キャロットFと各々クラブ会員がいる)
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