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【俺のチェックポイント】ガロアクリーク前走より一段階UP

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【俺のチェックポイント】ガロアクリーク前走より一段階UP

 東西トレセンで取材する記者が、日替わりでGI出走馬の気になる点を関係者に直撃する「俺のチェックポイント」。菊花賞の3日目は、東京サンスポの片岡良典記者がガロアクリークを取り上げる。前哨戦のセントライト記念3着からの上昇度と、追い切りの動きや雰囲気などを調査した。 先週の秋華賞マジックキャッスルに△△を打って◎△△で的中した。今週も春のGI戦線で大きく負けていないのに、人気を落としている“おいしい”逸材をあぶり出す。



 関東馬で一番気になるのはガロアクリークだ。皐月賞3着、日本ダービー6着。前走のセントライト記念は3着と力は示したが、今回は淀の3000メートルという点で、血統面から評価を落としている気がしてならない。

 もともと調教駆けするタイプだが、この中間は初の長距離輸送と距離延長を考慮して、折り合い重視の調教で体を作り上げている。21日の最終追いは美浦Wコースでロザムール(3勝クラス)を1秒追走し、直線は内に併せて5ハロン67秒3-12秒4で馬なり併入。時計自体は標準でも前半はグッとこらえて折り合いに専念。中身の濃いメニューを消化し、体も引き締まって仕上がりは前走よりも一段階アップした。

 父がキンシャサノキセキで母の父がキングマンボ。血統背景から疑問符は付くが、この点について上原調教師は「馬体や走法などを見て最初から長いところがいいと思っていた。セントライト記念3着で、(菊へ)向かえる感触はつかめた」と意に介さない。「予定通りに来たし、素晴らしい強い馬(コントレイル)がいるので挑戦する気持ちだが、みんな距離は未知数。いい競馬してくれれば」と万全の仕上げで菊の舞台へ送り出す。

 追い切り後も涼しい顔で松本厩務員をグイグイと引っ張るガロア。元気いっぱいでスタミナもあり余っているようだ。「体の柔らかさとパワーがすごい。気持ちに余裕があるので(道中も)掛からない」と松本厩務員はセールスポイントを強調する。菊花賞は長丁場でも、本当の戦いは残り1000メートルから。前半でじっくりと体力を温存しながら進めれば、軽視できない特注馬だ。(片岡良典)

菊花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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