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【3冠馬の背中を知る男たち(2)】池江敏行調教助手~ディープインパクト
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短期連載『3冠馬の背中を知る男たち(全3回)』の第2回は、2005年に史上2頭目の無敗の3冠馬となったディープインパクト(栗・池江郎)の調整役を務めた池江敏行調教助手(58)=現・高野厩舎。コントレイルの父を知り尽くす男は、親子2代での無敗3冠を願いつつ「ディープの上を行く馬になってほしい」と熱視線を送る。
史上2頭目の無敗の3冠馬ディープインパクトを、史上最強と呼ぶ声は多い。そんな“空飛ぶ馬”の現役当時に調整役を務めたのが池江助手。今週末、父以来となる無敗の3冠達成に挑戦するコントレイルに熱いまなざしを送り続けている。
「楽しみだよね。あの馬は“えらい馬になる”って予感があるよ」
昨秋のデビュー前から、“矢作厩舎にディープ産駒の走りそうな馬がいる”という話は、人づてに聞いていた。
「父と同じで雰囲気を持っている馬だよね。記録は塗り替えられるもの。もちろん勝ってほしいし、ディープの上を行く馬になってほしいよ」
最高のDNAを引き継ぐ子どもには、父親にない大きな武器がある。
「父はゲートが遅くて後ろから行く馬だったけど、コントレイルは正攻法の競馬で、最後で脚を使うでしょ。理想の競馬。強みだよね」
ディープの偉業は15年前。「無敗の3冠達成に加えて『負けてはいけない』っていうプレッシャーがあったからね」。凱旋門賞を含む全14戦を振り返っても、菊花賞は最も緊張した一戦だった。
「みんなが勝ちを望んでいた馬だから。僕にとっても特別な存在だよ」
大歓声と拍手に迎えられた“空飛ぶ馬”の偉業の瞬間を、忘れることはない。 (宇恵英志)
★2005年菊花賞VTR…13万人を超えるファンで埋め尽くされた京都競馬場。単勝1・0倍に支持された6戦6勝の2冠馬ディープインパクトは、道中7番手を追走。直線は2番手から抜け出したアドマイヤジャパンが後続を大きく引き離したが、馬場の真ん中を切り裂くように上がり3ハロン33秒3の豪脚を発揮。残り50メートルで抜き去ると一瞬で2馬身差をつけて、シンボリルドルフ以来21年ぶり、史上2頭目の無敗3冠馬に輝いた。
池江 敏行(いけえ・としゆき)) 1962(昭和37)年生まれ、58歳。大分県出身。騎手だった叔父・池江泰郎元調教師の影響を受け、15歳で栗東・浅見国一厩舎の見習い騎手に。17歳で調教助手として池江泰郎厩舎へ移り、メジロマックイーンやステイゴールド、ディープインパクトなど数々の名馬の調教を担当した。現在は高野友和厩舎に所属。
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