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【セントウルS】ダノンスマッシュが力の違い見せつける
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秋開幕。例年は阪神で行われるサマースプリントシリーズ最終戦「第34回産経賞セントウルS」(13日)は、今年は中京に舞台を替える。1着に優先出走権が与えられるスプリンターズSの最重要前哨戦で力の違いを見せつけるのは、重賞5勝のダノンスマッシュだ。
これまで勝った重賞は18年京阪杯、19年シルクロードS、キーンランドC、20年夕刊フジ賞オーシャンS、京王杯SC。GII、GIIIでは断然の能力を示すが、しかしGIとなると手が届かない。悲願を目指すスプリンターズSの前に、意地でもGを積み重ねたい。
「安田記念(8着)から3カ月と少し空いたけど、これは予定どおり。この距離で改めて、どれだけ動けるかを確かめておきたい」と安田隆調教師。夏を使った昨年とは違う意気込みを感じる。高松宮記念と同じステージでGIIなら、負けられないところだろう。
1週前は坂路でダノンアレーにクビ遅れたが、4F51秒1は3日の一番時計。活気あふれるフットワークは好調時のものに近づき、「この時点では少し重いかもしれないが、追われたことで良くなるだろう。夏はそれほど強くないタイプだが、ここまでは順調にきているよ」。納得のデキで迎える5歳秋の始動戦で、悲願のGI制覇へ力強い一歩を踏み出す。(夕刊フジ)
★産経賞セントウルSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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