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3歳限定のダート重賞レパードSが9日、新潟競馬場で15頭によって争われ、丸山騎乗で意表を突く逃げを打った7番人気のケンシンコウが、あっさりと逃げ切り重賞初制覇を飾った。2着馬に2馬身半差をつけて、勝ち時計の1分49秒2は従来のタイムを0秒3更新するコースレコード。2着には2番人気のミヤジコクオウが入り、1番人気のデュードヴァンは4着に敗れた。
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越後の盟主は誰なのか-。改めて問うまでもなかった。7番人気のケンシンコウが、アッと驚く逃げ切り。レコードタイムのおまけつきで、3歳ダートの盟主に名乗りを上げた。
「終わってみれば強かった。あまり逃げたくはなかったけど、抑えきれないぐらいの手応えでした。それでも直線は遊んでいるぐらいの余裕があったし、まだ伸びしろがありますよ」
丸山騎手も驚きの強さだ。前走は出遅れたが、今回はスタートを決めると、コーナーワークで先頭に立つ。あとは、まさに独壇場。直線に入ってもセーフティーリードを保ったまま、後続に2馬身半差をつけ、勝ち時計1分49秒2でトップゴール。後にダートGIを4勝したトランセンドが2009年の麒麟山特別(1000万下、現2勝クラス)で記録したレコードを0秒3塗り替えた。
「スタートしてみないとわからないもんだね」と笑う小西調教師。気性の激しさがネックになっていたが、「ハナに行ったことで、逆に落ち着いてロスなく走ることができた。1800メートルで勝てたのは大きいし、脚質に幅も出た」と、逃走劇にしてやったりだ。
今後はひと息入れ、次走は未定だが、「このまま気性が成長すれば、もっともっと大きいところで活躍できる」と丸山騎手はさらなる飛躍を期待。トレーナーも「今後は古馬(年長馬)と戦うことに。でもきょうは思った以上のレースをしてくれたから、秋が楽しみになったね」と今後へ思いをはせた。
戦国時代に『越後の虎』と呼ばれた上杉“謙信公”は志半ばで天下を取れなかったが、未来が明るい3歳馬のケンシンコウは、この越後からダート界の全国統一へと乗り出していく。(柴田章利)
■ケンシンコウ 父パイロ、母マトゥリアルカ、母の父クリプティックラスカル。鹿毛の牡3歳。美浦・小西一男厩舎所属。北海道新ひだか町・静内山田牧場の生産馬。馬主は天野克彦氏。戦績7戦3勝。獲得賞金6353万6000円。重賞は初勝利。レパードSは小西一男調教師、丸山元気騎手ともに初勝利。馬名は「人名より」。
★9日新潟11R「レパードS」の着順&払戻金はこちら
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