中央競馬ニュース

【クイーンS】重賞3連勝へ!フェアリーポルカ絶好

 1   5   1,750
シェアする  x facebook LINEで送る
【クイーンS】重賞3連勝へ!フェアリーポルカ絶好

 牝馬限定GIII・クイーンSの追い切りが29日、札幌競馬場で行われた。フェアリーポルカは芝コースの3頭併せでシャープに伸びて最先着。最高の調教評価『S』となる動きで、和田竜二騎手(43)=栗・フリー=は重賞3連勝への手応えを口にした。重賞2勝のコントラチェックは、クリストフ・ルメール騎手(41)=栗・フリー=を背に馬なりで先着し、ヴィクトリアマイル14着からの巻き返しムードを印象づけた。

 ◇

 北の大地でも、好調ぶりを見せつけた。重賞3連勝に挑むフェアリーポルカが、札幌競馬場の芝コース3頭併せで貫禄の最先着。はずむようなフットワークで、絶好の気配をアピールした。

 「先週に函館でしっかりやっているので、馬なりの指示。洋芝でもしっかり(芝を)とらえて走っていましたし、いい仕上がりだと思います」

 2014年以来、6年ぶりに札幌まで駆け付けた和田竜騎手が、感触の良さに声をはずませた。前に僚馬2頭を見る形でスタートし、序盤はゆったりと進む。軽快な脚取りで徐々にピッチを上げると、直線では外を回り、最後まで鞍上の手綱が動くことなくラスト1ハロン11秒7(5ハロン66秒1)と抜群の伸び。内タイセイモナーク(3勝クラス)に2馬身、中ソウルトレイン(2勝クラス)に1馬身先着し、調教評価は最高の『S』だ。

 3歳春の3戦で騎乗した和田竜騎手が、クラシックを狙っていたほどの素質馬。昨年はサンスポ賞フローラS5着、紫苑S2着など重賞で善戦止まりだったが、4歳を迎えて一気に本格化。大雪の不良馬場で行われた2走前の中山牝馬Sで重賞初制覇を飾ると、前走の福島牝馬Sは後方から馬群を割って豪快に差し切り、重賞連勝を決めた。

 川又助手が「ボリュームが出て、どんどん大きくなっています」と言えば、鞍上も「中身も入って充実している。脚力がついてきたことで、瞬発力につながっています」と成長を感じ取る。

 洋芝の北海道は初参戦となるが、馬場は不問のタイプ。同距離では重賞2勝を含む3戦3勝と、コーナー4つの1800メートルは最適の舞台だ。

 「距離はベスト。機動力があるので、広いコースよりも小回りは分があると思います」

 久々の札幌で重賞Vに意欲十分の43歳のベテランが、充実一途の4歳牝馬を3連勝に導く。(斉藤弘樹)



クイーンSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

この記事はいかがでしたか?
ナイス (5)

このニュースへのコメント

TERAMAGAZINE|2020年7月30日 22:16 ナイス! (0)

フェアリーポルカ

馬券圏内は外さないと見ている

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る