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【俺のチェックポイント】先行力あるスティッフェリオ


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【俺のチェックポイント】先行力あるスティッフェリオ

 東西記者が日替わりでGI出走馬の気になる点を取材する『俺のチェックポイント』。宝塚記念の最終日は、大阪サンスポの川端亮平記者が天皇賞・春2着スティッフェリオの再激走の可能性を探った。

 25日に枠順が確定し、上半期を締めくくるGIの印を打ち終えた。◎はクロノジェネシス。でも、ここでは迷いに迷って最後に△を回したスティッフェリオの話をしたい。

 チェックポイントは馬場だ。梅雨シーズンなので、例年は開催が進むと内側から馬場の傷みが目立ち始めて、外差しが決まる傾向になる。だが、今年はちょっと事情が違う。開催3週目の先週は芝で11鞍が行われ、逃げ・先行が10勝と前有利の傾向が強く、複数の騎手が「内側はボコボコしていて傷みがあるけど、思った以上に前が残る」と声をそろえた。

 さらに、今年は11月から京都競馬場の改修が行われるため、来週以降も阪神開催が続く。その影響でコース替わりのタイミングが例年より1週遅れて、Bコース使用は今週から。前有利の傾向は続きそうで、天皇賞・春で◎を打ったキセキも気になるが、3番手追走からハナ差2着のスティッフェリオは、もっと気になる存在だ。

 24日の最終追い切りではダンビュライトに2馬身半遅れたが、もともと調教では目立たないタイプ。26日朝のCWコースでのキャンターは軽快だった。音無調教師が「状態はいいよ。毛づやが良くて張りもある」とうなずけば、担当の武田助手も「良くなっていて、今年で一番いい状態」と証言した。

 晩成型のステイゴールドの子供らしく、6歳を迎えた今が充実期。前走をフロック視すると痛い目にあいそうなので、ここはしっかり押さえたい。 (川端亮平)

■「GI・俺のチェックポイント」 現場記者が週末のGI出走馬のなかで、自分が気になる馬を独自の視点で取材。記者は日替わりで、火~土曜付に掲載する。

宝塚記念の出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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このニュースへのコメント

TERAMAGAZINE|2020年6月27日 22:00 ナイス! (0)


宝塚記念は

前走・天皇賞春組の馬券圏内が多い

天皇賞春2着スティッフェリオの人気が無さすぎる----



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