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【葵ステークス】ビアンフェが逃げ切りV!スプリント路線に戻って重賞2勝目
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5月30日の京都11Rで行われた第3回葵ステークス(重賞、3歳オープン、芝1200メートル、16頭立て、1着賞金=3800万円)は、藤岡佑介騎手騎乗の1番人気ビアンフェ(牡、栗東・中竹和也厩舎)が好スタートからマイペースの逃げに持ち込むと、直線でも逃げ脚が衰えることなく後続を退けてV。短距離路線に戻って持ち前のスピードを遺憾なく発揮し、重賞2勝目を飾った。タイムは1分08秒1(良)。
クビ差の2着にもキズナ産駒のレジェーロ(11番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にワンスカイ(5番人気)が続いた。
◆藤岡佑介騎手(1着 ビアンフェ)「デビューから乗らせていただいていますが、改めて速い、すごいスピードの馬だなと感じました。戦前は、先生とも『控える競馬でも』という話をしていましたが、ゲートの出が今までで一番ぐらいでしたし、逆らわずに馬場もいい状態だったので、そのままいきました。かなり速いペースで普通なら止まるところですが、もうひと踏ん張りしてくれるのが強さですね。1400、1600メートルを使った経験も生きていると思います。体もどんどん大きくなってきていますし、さらに上の舞台を目指せると思います」
葵Sを勝ったビアンフェは、父キズナ、母ルシュクル、母の父サクラバクシンオーという血統。北海道新冠町・(株)ノースヒルズの生産馬で、馬主は前田幸貴氏。通算成績は7戦3勝。重賞は2019年GIII・函館2歳Sに次いで2勝目。葵Sは、管理する中竹和也調教師は初勝利。騎乗した藤岡佑介騎手は19年ディアンドルに次いで2勝目。
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