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【日本ダービー】柴田政人登場!コントレイル「栄冠に最も近い」
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ダービーウイークも終盤を迎えた。昨春に調教師を定年し、最近はもっぱらステイホームの日々だが、毎年この週になると特別な気持ちがよみがえる。
騎手だった1993年、ウイニングチケットで勝たせてもらったときは、自分にはこれが最後のチャンスだと思って必死だった。レース後にスタンドから聞こえてきた大歓声(マサトコール)。ああいうのを感無量というのだろう。本当にうれしかった。
今年、栄冠に最も近いのは皐月賞馬のコントレイル。お父さんのディープインパクトに似て体は大きくないが、そのぶん、身のこなしが素晴らしい。皐月賞はレース前半の位置取りが後ろ過ぎたが、あの形で勝てたことで、福永騎手は自信を深めたはずだ。
彼のお父さん(洋一元騎手)とは同い年の同期。若い頃、夏の札幌開催では朝から晩まで同じ部屋で過ごした間柄で、ユーイチも当時からウチの息子と一緒によく遊びに来ていた。一般の高校を中退して選んだ騎手の道で、師匠の北橋さん(修二元調教師)らにも恵まれて、今や人間的にも大した男になったと思う。
ダービーではエピファネイア(2013年2着)などで悔しい思いも味わったと思うが、2年前のワグネリアンで優勝した。私と同じ19回目の挑戦だったと聞くが、自分もダービーを勝ったあと、肩の力が抜けて面白いくらいにうまく乗れた時期があった。ユーイチにとっても、今がそういう時期かもしれない。
ただ、東京芝2400メートルという舞台はやはり、ひと筋縄ではいかない。一番のポイントは最初の1コーナーの入り方だ。われわれの時代は頭数も多く、騎乗したときには怖いと感じていた。ただ、ウイニングチケットのときは違った。序盤に出していくとガツンとハミを取る癖があったが、ダービーでは不思議とリラックスして、とてもいい感じで1コーナーに入れたのを覚えている。
今年も、最高の形で流れに乗れた場合に逆転の目がある馬はいる。皐月賞では馬場の悪い内めを走らされながら、差のない2着に頑張ったサリオスだ。また、青葉賞2着のヴァルコスは、前々でうまく立ち回りそうなイメージで、個人的にとても気になっている。
あと、京都新聞杯の勝ち方が良かったディープボンド。そしてサトノフラッグも、まだまだ馬が良い方に変わってきそうで、皐月賞とは違った走りが期待できると思う。
以上、この5頭で決まるというのが、今年のダービーの私の見立てだ。無観客というのは寂しいが、世代のトップ同士の力のぶつかり合いを、テレビの前で一ファンとして楽しみたい。(本紙専属評論家)
■柴田政人(しばた・まさと) 1948(昭和23)年8月19日生まれ、71歳。青森県出身。岡部幸雄、福永洋一氏らと同期で67年3月に騎手デビューし、95年2月の引退までに中央競馬通算1767勝、重賞89勝。ミホシンザン(85年皐月賞、菊花賞、87年天皇賞・春)、ウイニングチケット(93年ダービー)などで大レースを制した。調教師に転身して96年に厩舎を開業し、昨年2月末に定年で引退。通算191勝を挙げた。本紙では調教師時代から重賞観戦記『政人の目』を連載中。
★ダービーの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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