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【俺のチェックポイント】サトノフラッグ“ゆとり”で反撃
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東西トレセンで奔走する記者が日替わりで、GI出走馬の気になる点を関係者に直撃する連載「俺のチェックポイント」。日本ダービーの2日目は、東京サンスポの漆山貴禎記者が担当する。今回チェックすべきポイントは、皐月賞で2番人気に支持されながら5着に敗れたサトノフラッグの敗因。真相を探るため、美浦トレセンで国枝調教師に話を聞いた。
◇
今年はコントレイルVSサリオスの2強ムード。その間に割って入れる馬がいるかが焦点だ。サトノフラッグはその有資格者とみる。弥生賞ディープインパクト記念を制し、皐月賞ではサリオスを上回り2番人気に推されたほどだ。しかし、勝ち馬と並ぶようにまくり上げていったものの、直線で伸びを欠き5着止まり。その敗因を探った。
26日は美浦南馬場にある角馬場を周回してから坂路4ハロン66秒2で駆け上がり「前走後も在厩調整で順調にきているよ。体つきも変わりない」と国枝調教師。前走については「3着には残ってほしかった。首をかしげるばかりですよ」と最初はけむに巻いたが「調教でそれなりにビシッといったら、競馬での迫力が足りなかった」と明かした。
前走時はヒューイットソン騎手が3週連続でまたがり、Wコースで5ハロン66秒7、62秒9、65秒8と好時計のオンパレード。結果的に余力がなくなり、レースでの“ガス欠”につながってしまったようだ。
同じ轍(てつ)は踏まぬとばかり、中間は同じWコース5ハロンでも調教助手がまたがって13日に67秒8、20日に68秒5。きょう予定している最終追い切りも「しまいを伸ばして67、68秒くらい」と、スパルタ式からゆとり路線へ教育方針を転換している。
トレーナーから以前に「ディープインパクト産駒は基本的に頭が良くて走ることが好き。人間でも仕事ができる奴に『もっとやれ』と言ったらおかしくなる。調教はやりすぎない方がいい」と聞いたことがある。大一番を前にした原点回帰は、吉と出る可能性が高い。
日本ダービー歴代最多の5勝を誇る武豊騎手との再タッグも魅力だ。「心強いよね。いいイメージしかないはず。2強に挑む形の方がいいし、(前任のルメール騎手が騎乗する)ワーケアには負けないように頑張りたいね」とトレーナー。鞍上が弥生賞連対馬とのタッグでダービーに出走した場合は【3・2・2・3】というデータも後押しする。実は2強ではなく、まだ“3強”なのかも…。心がぐらりと動いた。 (漆山貴禎)
★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
◆サトノフラッグを生産したノーザンファームの中島文彦場長 「ディープインパクト産駒の割に体が大きく出てくれて、セレクトセール(2017年当歳せり)でも高い評価をいただきました(1億6500万円、税抜き)。ディープ産駒らしく脚元が軽く、育成時もバネのある動きで目立っていましたね。皐月賞はもうひとつでしたが、距離が延びて、広い東京で能力を発揮してほしいと思います。ダービーは誰もが勝ちたいレース。(新型コロナ禍で)牧場で見ることになりますが、テレビ越しに声援を送ります」
■「GI・俺のチェックポイント」 現場記者が週末のGI出走馬のなかで、自分が気になる馬を独自の焦点をもとに取材。記者は日替わりで、火~土曜付に掲載する
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