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【われかく戦う】63年ぶり偉業狙うデアリング杉山晴師を直撃!
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今週は、牝馬クラシック第2弾となるオークスが東京競馬場で行われる。無傷の3連勝で桜花賞を制したデアリングタクト(牝3)を管理する杉山晴紀調教師(38)=栗東=を直撃。長所や強さの理由に加え、1957年のミスオンワード以来、63年ぶり史上2頭目となる無敗の牝馬2冠達成への意気込みなどを聞いた。 (取材構成・斉藤弘樹)
--デビュー3連勝で桜花賞を制覇。後方から直線で豪快に突き抜けた
「どの馬にもしんどい(重)馬場のなか、最後までしっかりと走ってくれました。他の馬もそうかもしれませんが、良馬場ならさらに強かった可能性もありますね」
--キャリア2戦での桜花賞Vは史上最少タイ
「普段は素直な馬ですが、競馬に行くと血統的なものもあって、カッとしてテンションが高いので、間隔をあけて使ってきました。3歳牝馬なので一戦ごとの変化が大きいですし、思った以上にしっかりしてきています」
--3戦全て上がりは最速。一番の長所は
「ポテンシャル(の高さ)ですね。あと、牝馬なのにカイバをしっかり食べるから、しっかりトレーニングを積むことができます。一回一回あれだけの瞬発力を使うので、どうしてもレース後にトモ(後肢)に疲れが出ますが、回復できるのはカイバを食べてくれるから。今のところ、多く望むところはないですね」
--13日の1週前追い切りは、CWコースを単走で6ハロン81秒4-11秒8
「桜花賞の1週前もCWでしたが、違いは併せ馬と単走。前回は併せたら道中でムキになりすぎていました。今回は(前走からの)間隔も詰まるので、単走で十分かなと。ムキにならず折り合いがついて、文句のない追い切りでした。前回より、状態はどんどん上がってきています」
--東京芝2400メートルの舞台適性は
「やってみないと分かりません。距離に関してはいかに道中で折り合いをつけて、しまいでしっかり脚を使えるように運べるか。そこに尽きるんじゃないかと思います」
--引き続き無観客での静かな環境
「今回は(本来、ファンとの距離が近い)正面スタンド前からのスタート。桜花賞では結構イレ込んでいましたし、今まで以上にこの馬にとっては、いい方に出るんじゃないでしょうか」
--無敗でオークスも勝てば史上2頭目の快挙
「相手関係はもちろん大事ですが、厩舎としてやるべきことをやるだけ。プレッシャーよりも、とにかく馬をいい状態で競馬場に送り出す、それに集中するだけです」
★オークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
■杉山 晴紀(すぎやま・はるき)1981(昭和56)年12月24日生まれ、38歳。神奈川県出身。県内の公立高を卒業後、石川・小松温泉牧場での勤務を経てJRA競馬学校厩務員課程に入学。2004年7月から栗東・武宏平厩舎で厩務員、同年に調教助手となり、高橋康之厩舎を経て16年に調教師免許を取得。同年10月に厩舎を開業し、18年JBCクラシック(ケイティブレイブ)でJRA・GI初制覇。JRA通算86勝、うち重賞はGI2勝を含む4勝。今年は16勝で全国リーディング7位につけている(18日現在)。
★抽選突破で3頭出しも…杉山晴厩舎は他に抽選対象(8分の2)の2頭が登録。杉山晴師はスイートピーS4着のクリスティについて「ポテンシャル自体は結構いいものがあります」、連勝中のミスニューヨークは「上積みでは3頭のなかで一番」と評価する。
デアリングタクトは今回が初の長距離輸送となるだけに「僚馬と一緒に輸送すれば、道中のストレスが多少なりとも軽くなる」と、抽選を突破して僚馬の出走がかなうことを願っている。
★63年前の大偉業…無敗の牝馬2冠馬は、過去に1957年のミスオンワードしかいない。同馬は母ホールドタイトが父ハードソースの子を受胎した状態で英国から輸入され、54年3月8日に北海道・浦河町で生まれた。馬主はオンワード樫山の創業者、樫山純三氏。京都・武田文吾厩舎所属でデビューし、4連勝で京都3歳S(現阪神JF)を制して最優秀3歳牝馬に。桜花賞、オークスをともに1番人気で制し、8戦8勝で牝馬2冠を達成した。通算28戦14勝。
★オークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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