中央競馬ニュース

【青葉賞】レース展望

 0   2   2,227
シェアする  x facebook LINEで送る
【青葉賞】レース展望

 東京では土曜メインに青葉賞(5月2日、GII、芝2400メートル)が組まれている。同じ舞台で行われる日本ダービー(同31日、GI)のトライアルで、1、2着馬に優先出走権が与えられる一戦。青葉賞組からはまだダービー馬は出ていないが、オープン特別時代から通じると勝ち馬では1991年レオダーバン、94年エアダブリン、2002年シンボリクリスエス、03年ゼンノロブロイ、06年アドマイヤメイン、11年ウインバリアシオン、12年フェノーメノが2着に入っている。

 注目の逸材がスクリーンヒーロー産駒のフライライクバード(栗東・友道康夫厩舎、牡)だ。昨年10月にデビュー。2、2、4着と勝ち上がるのに時間を要したが、距離を延ばした2月の阪神芝2400メートル戦を5馬身差で圧勝すると、同じ舞台で行われたアザレア賞では中団からメンバー最速の上がり(3ハロン34秒8)を繰り出して連勝。着差(半馬身差)以上に強い勝ちっぷりで、高い距離適性をアピールした。初の長距離輸送が課題となるが、秘めたるスケールはここでも上位だ。

 友道厩舎からはもう1頭、元メジャーリーガーの佐々木主浩氏が所有するヴァルコス(牡)も出走予定。こちらも前走、阪神芝2400メートルのゆきやなぎ賞で好位からしっかりと延びて2勝目を飾った。父ノヴェリスト×母の父ダンスインザダークと血統背景からもスタミナは豊富。タフな流れで一発を狙う。

 オーソリティ(美浦・木村哲也厩舎、牡)は弥生賞3着後、優先出走権を獲得した皐月賞を見送っての参戦。2歳時にはオープンの芙蓉Sを制し、GIホープフルSでも5着に食い込むなど実績は上々だ。崩れ知らずの堅実さで引き続き上位を争う。

 コンドゥクシオン(美浦・中舘英二厩舎、牡)は重馬場の山桜賞で2勝目をマーク。不良馬場で行われた昨夏の新馬戦(福島芝1800メートル)も勝っており、道悪になれば一気に浮上する。

 重馬場の新馬戦(東京2000メートル)を勝ち、稍重の共同通信杯でも3着と上位に入ったフィリオアレグロ(美浦・堀宣行厩舎、牡)も素質では引けを取らない。

 暮れの中京芝2000メートルの未勝利戦をレコード勝ちし、重馬場で行われた前走の大寒桜賞を制したメイショウボサツ(栗東・西浦勝一厩舎、牡)は馬場状態を問わない強さがある。

 その大寒桜賞2着、京成杯3着など、大崩れがないディアスティマ(栗東・高野友和厩舎、牡)も上位を狙える。

 次週のプリンシパルS(同9日、東京、L、芝2000メートル)に回る可能性があるが、サトノフウジン(美浦・堀宣行厩舎、牡)も出てくれば侮れない。ギベオン(2018年中日新聞杯V、同NHKマイルC2着)の全弟にあたるディープインパクト産駒。前走のフリージア賞を好位から危なげなく押し切り、2勝目をあげている。

青葉賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

この記事はいかがでしたか?
ナイス (2)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る