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クラシック開幕を告げる桜花賞の追い切りが8日に行われ、レシステンシア(栗東・松下武士厩舎、牝3歳)が滋賀・栗東トレセンで4ハロン49秒5の一番時計をマークした。手綱を取った武豊騎手(51)=栗東・フリー=も感心するほどのスピードで、自己ベストを大幅に更新。新型コロナウイルス禍で緊急事態宣言が発令されるなかで競馬の無観客開催継続が決まり、2歳女王と名手が希望の走りを届ける。
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緊急事態宣言から一夜明け、中央競馬の開催続行が決定。桜の花びらが舞う栗東で、喜びと責任を体現したのが、2歳女王レシステンシアだ。坂路で自己ベストを叩き出す圧巻のデモンストレーション。手綱を取った武豊騎手が、うなった。
「軽く伸ばしただけであれだけの時計が出ましたからね。改めてポテンシャルの高さを感じました。ますますレースが楽しみになりました」
柔らかい朝日を浴び、鹿毛の馬体が光る。テンから行きっぷり良く、引っ張りきりの手応えで駆け上がった。直線でギアを上げ、ウッドチップを蹴り上げながらグングン加速。鞍上が促すことなくラスト1ハロンを12秒1でまとめ、4ハロン49秒5の猛時計をたたき出した。2位に1秒3差をつける断然の一番時計で、3月27日に計時した自己ベストを一気に2秒2も更新した。
調教評価は、文句なしに最上級の『S』。最優秀2歳牝馬の貫禄、仕上がりの良さに、松下調教師は「時計はすごく速かったけど、無理をして出していない。いい動きでした」とほおを緩めた。
デビューから3連勝で昨年末の阪神JFを制し、のちのGI7勝馬ウオッカを上回る1分32秒7の2歳コースレコードを樹立。圧倒的なスピードで“1強モード”を作り上げた。
前走は、同舞台のトライアル・チューリップ賞で初黒星となる3着に終わったが、あくまでも前哨戦。トレーナーは「前回は久々の分もあった。使って良くなるタイプですから」と上積みを強調する。前回はスローペースで力をためながら逃げる形を試して伸びなかったが「“逃げないと”とは思わないけど、阪神JFのように後続に脚を使わせる形で」と持ち前のスピードをフルに生かした能力比べに持ち込む構えだ。
コロナウイルス対策で、列島が頭を悩ませるなかで迎えるクラシック開幕戦。武豊騎手は、力強い口調で結んだ。
「大変な状況ですが、テレビやラジオを通して競馬を楽しんでいただけるように、全力で騎乗するだけです。少しでも勇気を与えられるレースができれば、と思います」
競馬界の第一人者と2歳女王の最強タッグが、桜舞う仁川で希望の輝きを放つ。(川端亮平)
【共同会見の方法も変更】…新型コロナウイルス感染拡大の予防策として、栗東トレセンでのGI出走陣営の共同会見の方法が今週から変更された。会見場に入室可能なメディア関係者は、代表インタビュアー1人と音声担当など最小限に絞られ、その他の記者はスピーカーが設置された会場外の通路で取材。追加の質問がある場合のみ、入室が許可された。カメラマンも冒頭のフォトセッションを終えると退室し、騎手や調教師との接触を極力避けるように配慮された。
★桜花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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