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桜花賞も皐月賞も76年ぶり無観客、ついにクラシックまで…それでもファンのため決断
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JRA(日本中央競馬会)は2日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため2月29日から実施している無観客競馬を、19日まで継続すると発表した。これにより、桜花賞(12日、阪神、GI、芝1600メートル)、皐月賞(19日、中山、GI、芝2000メートル)は無観客で行われることが正式に決定。ファンがいない中でクラシックレースが行われるのは、能力検定競走として実施された1944年菊花賞以来、76年ぶりとなる。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く状況を踏まえ、JRAは19日まで3週間にわたり、引き続き『無観客競馬』を実施すると発表した。桜花賞、皐月賞というクラシック競走は、高松宮記念、大阪杯に続き静寂のスタンドで行われる。
2月29日の開催以降、JRAは状況を見つつ1週間単位で開催を判断してきたが「予定が立てられない」「ある程度まとめて判断してほしい」というファンの声も寄せられて決断。競馬場やウインズ(場外馬券売り場)の飲食店なども、今回の告知で予定が組みやすくなるという。
コロナウイルスは感染拡大が続き、国内では連日、感染者が増加。東京五輪の延期をはじめ、各種イベントが中止に追い込まれる中、競馬は何とか開催が継続できている。「競馬をやらせてもらえているのが奇跡的」と言うのはGI29勝を誇る藤沢和雄調教師(68)。数少ない娯楽を提供する“奇跡”を継続するために、業界も日を追うごとに対策を強化している。
騎手は調教のための東西間の移動を自粛。5日の大阪杯で有力視される関東馬ブラストワンピースは、関西から川田将雅騎手が追い切りに駆けつける予定だったが、見送られた。愛馬の活躍を見たい馬主も、競馬場への出入りを自粛している。先週のGI高松宮記念では表彰式、口取り撮影も行われなかった。『密集・密閉・密接』の状況を避けるために、数々の方策を打ち出して一致団結している。
その状況下で、JRA史上初の無観客GIとなった高松宮記念は売り上げが前年比100・4%の127億134万8200円を記録。競馬場やウインズでの発売がなく、電話・インターネット発売のみで前年比増を達成した。世界に知られるファンの熱意があり、映像を通してだけでもレースの迫力、魅力が伝わっているからだろう。
コロナ禍は予断を許さない。開催の判断も綱渡りを余儀なくされているが、多くのファンが競馬を待ち望んでいる。関係者による全力の取り組みが、無観客のクラシックを熱く盛り上げるに違いない。
★桜花賞展望
チューリップ賞で3着に敗れた最優秀2歳牝馬レシステンシアの巻き返しが期待される。前走は瞬発力比べで敗れたが、阪神JFのレコード勝ちの内容を見てもスピードは最上位だ。チューリップ賞1着マルターズディオサ、同2着クラヴァシュドールも有力だが、近年は別路線組が侮れない。サンクテュエール、ミヤマザクラといった重賞勝ち馬やエルフィンS快勝のデアリングタクトも要注目。
★皐月賞展望
ホープフルSを制して最優秀2歳牡馬に輝いたコントレイル、朝日杯FSを勝ったサリオスという無敗のGI馬対決が最大の見どころ。弥生賞ディープインパクト記念を快勝したサトノフラッグがこれを追う。共同通信杯勝ち馬ダーリントンホール、京成杯Vのクリスタルブラック、スプリングSを制したガロアクリークなども有力視される。なお、金曜発売は行われない。
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