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大阪杯の出走馬が2日、決まった。GI勝ち馬を探る連載『東西現場記者走る』を担当する大阪サンスポの山口大輝記者(28)は3日目、カデナに注目した。前走の小倉大賞典で3年ぶりに勝利し、上昇ムードが漂う伏兵馬。陣営を直撃し、一発の可能性を探った。
花冷えの木曜日。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、調教スタンドはどこも換気で窓が開いており、冷たい風が身に染みる。だが、今は微熱も出すわけにはいかない。最後まで、気を張りつめて走り抜けたい。
3日目に取り上げるのは、小倉大賞典の勝ち馬カデナだ。前走は3年ぶりに勝利の美酒を味わった。弥生賞を制し、クラシック候補にも名乗りを上げた素質馬。重賞勝ちの勢いに加え、馬券的な妙味もありそうだ。
白星から遠ざかっていた間も、昨夏の小倉記念で2着、新潟記念3着と健闘。近5走で4度の上がり最速をマークしている。中竹調教師は「ずっと状態はよかったんだけどね。かみ合わなかった。差しの戦法が、はまってきたのもある」と分析。決して、早熟だったわけではない。
23歳の若武者・鮫島駿騎手の存在も気になる。昨春の福島民報杯で初タッグを組むと、前走は同馬で自身重賞初制覇。先週の高松宮記念では、ひとつ年上の松若騎手(24)がGI初制覇を飾った。それだけに、力も入っているに違いない。ジョッキーを待つこと2時間。直撃すると、快く対応してくれた。
「前回の内容はよかったですし、馬も僕自身も、自信を持って挑めそうです。楽しみの方が大きいですよ」
重賞を勝ったことで得た自信が伝わってくる。パートナーについては、「(武器は)末脚でしょうね。確実に速い上がりを繰り出せます」と信頼を寄せている。
昨年の大阪杯では、父か母の父がディープインパクトの馬が1~3着を独占。一昨年は2番人気アルアインが3着、3年前は7番人気ステファノスが2着と注目すべき血統だ。また、今週からBコースに替わることもあり、内を通った馬が有利になりそう。鞍上も「内々を意識する立ち回りが理想。馬群を割れる精神力もあって、レースは上手なタイプ」と一発を狙っている。
これでGI挑戦は5度目。低迷期を乗り越えた今なら…。人馬一体となった大物食いがあるのかもしれない。 (山口大輝)
★大阪杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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